皆さんごきげんよう。本記事は、2021 年 7 月 21 日(米国時間)ポストされた Join the Visual Studio 2022 for Mac Private Preview の意訳のようななにかとなります。内容については下記が原文で、正となります。
Visual Studio 2022 for Mac について、初の Private Preview 版をリリースしました。
以下からサインアップいただき、是非お試しいただき、フィードバックくださいませ。Visual Studio 2022 for mac は、完全にネイティブの macOS の UI を備えた、初の .NET の統合開発環境(IDE)のリリースとなります。いただいたフィードバックは、メジャー バージョンのリリースに役立ててまいります。
■ Private Preview へのサインアップはこちらから
(一回登録すると、同じリンクをクリックしても同じサーベイはひらきませんが、登録はされているので、Cookie 削除してまで何度も開いて確認いただく必要はありません。)
uikou 注 : こちらからサインアップいただいても、登録したメール アカウントに対して、連絡がなにもないので不安になりますが、2021/07/27 日(日本時間)以降、サインアップいただいた方に、順次ダウンロードの手順をメールで送ってくれるそうです (予定。日程はずれる可能性があります)。(日本時間の 7/26 日朝、ブログ作成者本人に確認しました。)
Visual Studio 2022 for Macの Private Preview 版は、以前のバージョンの Visual Studio for Mac と同一環境に、両方のバージョンを維持してインストール可能です。また、無料で使用いただけます。
Visual Studio 2022 for Mac が目指すもの。それは、macOS 用にカスタマイズされた最新の .NET の IDE により、Mac ユーザーの開発者のみなさんに、これまでの Visual Studio で培ってきた、生産性の高い開発体験を提供することです。このリリースにおけるポイントは以下の通りです。
- 新たに高速で、滑らかな macOS のネイティブ UI に対応。IDE 自体のパフォーマンスの向上だけでなく、クラッシュを低減しました。
- macOS 搭載のアクセシビリティ機能をさらに活用。
- Mac - Windows 間で、より親しみやすいエクスペリエンスにアップデート。
今回 (2021/07/21 現在) リリースされた Private Preview 版では、新しい macOS のネイティブ UI まわりについて、良い点、改善すべき点について、皆様のご意見をいただきたいです。Visual Studio 2022 for Mac が完全なネイティブ UI 対応したことは、いくつかの、主要な内部実装にフォーカスしつつ、UI レイヤーに大幅な変更などを行ってきた、エンジニアリング作業の成果となります。こうした、大規模な投資によって、最終版のリリースでは安定性、パフォーマンス向上双方を実現していくための準備をしています。
なお、今回のアップデートは、Visual Studio for Mac の全体に影響するため、通常のプレビューよりも対応範囲が広くなっています。
あらゆる人に、高速でスムーズな操作性を提供する
Visual Studio for Mac を macOS のネイティブ UI に対応させたことで、これまでに報告されたパフォーマンス、信頼性、製品品質に関する 100 以上の問題が修正されます。さらに、それだけでなく、IDE そのものが macOS 搭載のアシスト機構とよりスムーズに連携できるようになるいう利点も得ることができます。アクセシビリティに関する最大の改善点としては、新しいハイ コントラスト テーマのサポート、VoiceOver のサポートによる直感的な操作性などがあります。
今回は、初めての Preview 版のリリースですので、IDE の概要をご紹介するとともに、.NET 開発者が Web 用のアプリケーションを構築する際に使用する、主な機能に焦点を当てています。以下のビデオでは、UI がスムーズに、また高速になっているなどの改善点を確認いただけます。
Mac 用にカスタマイズされた、最新の .NET 統合開発環境(IDE)
Visual Studio for Mac に、最新の macOS UI と、これまでの Visual Studio の生産性を組み合わせることで、新しいルック・アンド・フィールを実現しました。フッターのステータス バー、ドキュメント / ツール ウィンドウの新しいタブ モデル、ライト / ダーク・テーマの刷新など、見た目のがだいぶ変更されていることがお分かりいただけると思います。
見た目だけじゃない!Visual Studio ユーザーにとってより親しみがあるエクスペリエンスを実現
Visual Studio for Mac の UI アップデートは、見た目だけではありません。Visual Studio と Visual Studio for Mac をそれぞれ使う開発者のエクスペリエンスを、より一貫したものにするということを目標とし、その一環として、IDE 全体のメニューと用語を変更しました。こうした調整は、Visual Studio と macOS 双方を踏まえたエクスペリエンスを考慮したうえで実施しています。これにより、開発者が Windows 用に書かれたチュートリアルを参照する際や、オプションを見つけることが容易になることを目指しています。また、Git Changes ツール ウィンドウをはじめとした、Visual Studio の新しい Git エクスペリエンスを Mac に導入しました。
Public Preview を目指して
私たちのチームは、今回のリリースのクオリティ品質に、高い基準を持って臨んでいます。そして、最大の山場の一つの Public Preview をリリースする前に、修正すべき既知の問題をリストアップしようとしています。今後のプレビューでは、新しい環境設定の UI、ツール ウィンドウのドラッグ&ドロップ、ステータス バーの Git ブランチ セレクターなどの変更も予定しています。
今後の対応予定など、詳しくは、以下の Visual Studio for Mac のロードマップをご覧ください。
uikou 注 :
- そもそも本文のロードマップのリンクが、https://tbd/ とかなってましたけど、どう考えても上記の Visual Studio for Mac のロードマップだとおもうので、差し替えました。
- 上記ロードマップは日本語版も公開されていますが、英語版は更新が 2021/07/20 なのに対し、日本語版は昨年 12 月以降更新されていないため、英語版をリンクしています。
フィードバックをお待ちしております!
私たちは、開発者の皆様が、Visual Studio for Mac を日々、ご利用いただく際に出くわす様々な問題に対処していくため、特にクラッシュやハングアップの削減に注力するため、レポートや、フィードバックをお願いしています。皆様から寄せられたバグ レポートは、製品改善上、きわめて重要です。提案や問題の報告をどんどんお寄せください。
あるいは、Visual Studio for Mac の、Help
> Report a Problem
、または Help
> Provide a Suggestion
からも対応いただけます。
また、Visual Studio for Mac Developer Community サイトでは、報告されている問題や、フィードバックなどに投票することもできます。
uikou 注 : フィードバックサイトは、開発チームは必ず見ているので、どうせ報告しても聞いてくれないでしょ?というようなことはありませんので、どんどんフィードバックをしてください。
Visual Studio 2022 の改善にお力をお貸しください!
Visual Studio 2022 for Mac をサインアップいただき、Private Preview をお試しいただいたら、よい点や、今後どのように改善していくべきかについて、ご意見をお聞かせください。
以上、Jordan Matthiesen さんでした。
それではみなさんごきげんよう。