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Dockerのインストール&操作方法(CentOS7.3)

Last updated at Posted at 2017-12-10

環境

  • ホストOS:CentOS 7.3-1611 64bit Minimal
  • Docker:1.12.6, build 85d7426/1.12.6

セットアップ

インストール

CentOS7の場合、yum一発で簡単にインストールできます。

$ sudo yum -y install docker

バージョンの確認

インストールできたかどうか、バージョンを確認してみます。

$ docker --version
Docker version 1.12.6, build 85d7426/1.12.6

バージョンが表示されているため、インストールに成功しています。

サービスの開始・自動起動

Dockerサービスの開始と自動起動の設定を行います。

# Dockerを開始する
$ sudo systemctl start docker

# OSの起動時にDockerが自動で起動するようにする
$ sudo systemctl enable docker

sudo なしでDockerコマンドを実行できるようにする

インストール直後、Dockerコマンドは sudo を付けないと実行できないようになっています。
そこで、こちらの記事の通りに設定し、 sudo なしでDockerコマンドを実行できるようにします。

# dockerグループを作成する
$ sudo groupadd docker

# ログイン中のユーザーをdockerグループに追加する
$ sudo gpasswd -a $USER docker

# Dockerを再起動する
$ sudo systemctl restart docker

# exitして再ログインすると反映される
$ exit

ここから先は Dockerコマンドに sudo を付けません。

操作方法

イメージのダウンロード

まず、コンテナの元となるイメージをダウンロードします。

$ docker pull {ユーザー名}/{イメージ名}

公式イメージの場合、ユーザー名はありません。

# 例:ubuntuの公式イメージをダウンロードする
$ docker pull ubuntu

イメージ一覧の表示

ダウンロードしたイメージの一覧を表示します。

$ docker images
REPOSITORY          TAG                 IMAGE ID            CREATED             SIZE
docker.io/ubuntu    latest              20c44cd7596f        3 weeks ago         122.8 MB

ubuntuが表示されているため、ダウンロードに成功しています。

コンテナの作成・実行

イメージをダウンロードしたら、それを元にコンテナを作成して実行します。

$ sudo docker run ({オプション}) {ユーザー名}/{イメージ名} {コマンド}
# 例:ubuntuのコンテナを作成して実行し、シェルを操作する
$ docker run -it ubuntu /bin/bash

一瞬でubuntuが起動すると思います。コンテナ、すごいです。

コンテナの抜け方

Ctrl + p, Ctrl + qでコンテナを実行したままシェル操作などを抜けます。
exit コマンドで抜けるとコンテナが停止します。

コンテナの各操作

コンテナ一覧の表示

# 実行中のコンテナのみ表示する
$ docker ps

# 停止中のコンテナも含めて表示する
$ docker ps -a

コンテナの操作

実行中のコンテナのみ操作できます。

$ docker attach {コンテナ名} or {コンテナID}

コンテナの開始

$ docker start {コンテナ名} or {コンテナID}

コンテナの停止

$ docker stop {コンテナ名} or {コンテナID}

コンテナの削除

停止中のコンテナのみ削除できます。

$ docker rm {コンテナ名} or {コンテナID}

コンテナの一括削除

停止中の全コンテナを一括で削除します。

$ docker rm $(docker ps -aq)

docker run の主なオプション

オプション 説明
-d detached コンテナをバックグラウンド(デタッチド・モード)で実行する
-i input コンテナの標準入力を開く
-t tty コンテナの疑似端末を確保する
-p {ホスト側ポート}:{コンテナ側ポート} port コンテナのポートをホスト側に公開する(ポートフォワーディング)
-v {ホスト側ディレクトリ}:{コンテナ側ディレクトリ} volume ホストのディレクトリをコンテナ側にマウントする
-h {ホスト名} host コンテナのホストに名前を付ける
--rm remove コンテナの終了時に削除する
--name={コンテナ名} name コンテナに名前を付ける
--link="{コンテナ名} or {コンテナID}” link 他のコンテナへのリンクを追加する(非推奨)

-i-t を組み合わせる( -it )ことで、シェルを操作できます。

参考リンク

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