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CentOS7.3をVirtualBoxにインストールする方法

Last updated at Posted at 2017-02-15

環境

  • VirtualBox:5.0.32 r112930
  • ホストOS:macOS Sierra 10.12
  • ゲストOS:CentOS 7.3-1611 64bit Minimal

セットアップ

CentOSのディスクイメージのダウンロード

「ディスクイメージ」とは、簡単にいうとDVDやCDのデータをファイル化したものです。OSのインストールはDVDを使用することが多いですが、仮想マシンではディスクイメージを使用すればDVDを用意しなくてもOSをインストールすることができます。

CentOSの公式サイトを開き、[Get CentOS Now]ボタンを押下します。

ISO(ディスクイメージ)の種類を選択します。
今回は「Minimal ISO」にします。

3つの違いはパッケージの構成具合です。 Everything > DVD > Minimal の順に初期インストールされているパッケージが多いです。

ISOの種類 概要
DVD ISO 一般的なサーバー用構成。よくわからなかったらこちらを選択するのがいい
Everything ISO DVD ISOに追加のパッケージを含めた構成。また、Liveディスクイメージが含まれているため、OSをUSBなどにインストールしたい場合はこちらを選択する
Minimal ISO 最小構成。とにかく軽く使いたい、またはCUIでのみ使用する場合などは、こちらを選択するのがいい

ISOの種類を選択すると、ダウンロードリンクがたくさん表示されますので、適当なリンクを押下してISOファイルをダウンロードします。
よくわからなかったらとりあえず一番上のリンクを押下すればOKです。

680 MBほどありますので、Wi-Fiなどの無線LANで接続していると、ダウンロードに時間がかかることがあります。

仮想マシンの新規作成

VirtualBoxを起動し、[新規]を押下します。
スクリーンショット_2017-02-14_0_44_12.png

[名前]に仮想マシンの名前を入力します。
ここでは「CentOS7.3-1611」とします。
[名前]に「cen」まで入力すると、 [タイプ]に「Linux」、 [バージョン]に「Red Hat (64-bit)」が自動的に選択されるので、そのまま[続ける]ボタンを押下します。
スクリーンショット 2017-02-14 0.47.41.png

割り当てるメモリの容量を指定し、[続ける]ボタンを押下します。
ここでは「1024 MB」とします。
スクリーンショット 2017-02-14 0.48.03.png

「仮想ハードディスクを作成する」が選択されていることを確認し、[作成]ボタンを押下します。
スクリーンショット 2017-02-14 0.50.27.png

「VDI」が選択されていることを確認し、[続ける]ボタンを押下します。
スクリーンショット 2017-02-14 0.50.55.png

「可変サイズ」が選択されていることを確認し、[続ける]ボタンを押下します。
スクリーンショット 2017-02-14 0.52.00.png

ファイルの場所とサイズは変更せず、[作成]ボタンを押下します。
スクリーンショット 2017-02-14 0.52.58.png

仮想マシンの新規作成が完了しました。
スクリーンショット 2017-02-14 0.53.10.png

仮想マシンの設定

先ほど作成した仮想マシンを選択し、[設定]を押下します。
スクリーンショット_2017-02-14_0_56_40.png

一般>高度
[クリップボードの共有]と[ドラッグ&ドロップ]を「無効」から「双方向」に変更します。
スクリーンショット_2017-02-14_0_58_35.png

ネットワーク>アダプター1
[ネットワークアダプターを有効化]チェックがONになっていることを確認し、[割り当て]を「NAT」から「ブリッジアダプター」に変更します。
[名前]に「en0: Wi-Fi (AirPort)」が選択されていることを確認します。
※ホストOSがmacOS以外の場合、[名前]が異なる可能性があります。
スクリーンショット_2017-02-14_1_00_43.png

ストレージ
[ストレージツリー]から「空」と表示されているディスクのアイコンを選択し、[光学ドライブ]の右にあるディスクのアイコンを押下します。
スクリーンショット_2017-02-14_1_02_36.png

[仮想光学ディスクファイルを選択…]を選択し、CentOSのISOファイルを選択して[オープン]ボタンを押下します。
スクリーンショット 2017-02-14 1.03.37.png

最後に[OK]ボタンを押下して設定を保存します。

CentOSのインストール

先ほど作成した仮想マシンを選択し、[起動]を押下します。
スクリーンショット_2017-02-14_1_06_44.png

CentOSのインストーラが起動します。
上下キーを押下して「Install CentOS Linux 7」を選択し、Enterキーを押下します。
スクリーンショット 2017-02-15 23.23.16.png

インストールが開始され、黒い画面が流れます。
その後、言語選択画面が表示されるので、「日本語」を選択し、[続行]ボタンを押下します。
左下にある検索で「japa…」と入力するとすぐに「日本語」を探せます。
スクリーンショット 2017-02-15 23.27.53.png

[システム>インストール先]のアイコンを押下します。
スクリーンショット_2017-02-15_23_30_14.png

何もせずに[完了]ボタンを押下します。
スクリーンショット_2017-02-15_23_32_00.png

警告が消えたら、[インストールの開始]ボタンを押下します。
スクリーンショット_2017-02-15_23_33_47.png

インストールしている間にrootユーザーのパスワードを設定します。
[ROOT パスワード]を押下します。
スクリーンショット_2017-02-15_23_35_50.png

[root パスワード]にrootユーザーのパスワードを入力し、[完了]ボタンを押下します。
スクリーンショット 2017-02-15 23.36.25.png

あとはインストールが完了するまで待ちます。
インストールが完了したら、[再起動]ボタンを押下します。
スクリーンショット_2017-02-15_23_49_22.png

2つのどちらかを選択する画面が表示されます。
上の「CentOS Linux (3.10.0-514.e17.x86_64) 7 (Core)」を選択し、Enterキーを押下します。
スクリーンショット 2017-02-15 23.51.55.png

以下の黒い画面が表示されたら、インストールが正常に完了しています。
ここで一度スナップショットを撮っておくのがいいと思います。
スクリーンショット 2017-02-15 23.52.51.png

参考リンク

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