はじめに
プログラマーやSEとして成長したく、2017年から技術本を読むようになりました。
Web上で評判のいい本を選択して読んだからか、どれも非常に勉強になるものばかりでした。
まだ数冊しか読めていないですが、簡単に紹介します。
技術本の紹介
リーダブルコード
★★★
基本的なプログラミングの作法を紹介している本。
プログラマーなら絶対に読むべき一冊。
変数の命名やコメントの書き方など、どんな言語にも適用できる内容となっている。
文体もラフで非常に読みやすい。
UNIXという考え方
★★★
UNIXの設計思想について書かれた本。
2001年発行だが、今読んでも全く色褪せない名書。どんなシステムにも応用できる。
面白くてページ数も少ないので、一気に読み進めること間違いなし。
UNIXという考え方 | コンピュータ・一般書,UNIX,UNIX | Ohmsha
Team Geek Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか
★★★
Googleに所属している2人が様々なプロジェクトを経験して学んだ、開発チームでの人との関わり方について紹介している本。
チームで製品を開発している人は必ず読むべき1冊。
リーダー、メンバーのどちらが見ても意味のある内容になっている。
HRT(謙虚、尊敬、信頼)が大事!
エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計(Quickly)
★★★
「ドメイン駆動設計(Domain-Driven Design, DDD)」という設計技法についての本。
設計についての考え方が素晴らしく、個人的には一番読んでほしい技術本。ただ、内容が難しい。自分も理解していない部分があるので一緒に議論したい。
Quickly版が無料で読めるので、まずはこちらを読むのがいい。
Domain Driven Design(ドメイン駆動設計) Quickly 日本語版
Clean Code
★★
コードをきれいにするための作法を学べる。 [リーダブルコード] を面白いと感じた人はこちらもハマるはず。
後半はJavaのコードを載せているだけなので読まなくていい。
ハッカーと画家
★★
ベンチャー企業で大きな成功を収めた男、ポール・グレアムが Web上で公開しているエッセイ を翻訳してまとめたもの。
システム開発で成功するためのノウハウを学べる。非常に際どいことが書いており、心に深く突き刺さる言葉が多い。
Lispというプログラミング言語の信者でもあり、読むとCommon Lispを触りたくなる。
各章ごとに独立した内容となっているので、つまらないと感じたら飛ばし読みすることもできる。
私の場合、「8章 スパムへの対策」はスパムメールフィルタの話で興味がなかったので飛ばした。
ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち | コンピュータ・一般書,プログラミング・開発,その他 | Ohmsha
SQLアンチパターン
★★
SQLの悪いパターン(アンチパターン)とその解決策を25つ紹介している本。
アンチパターンには「闇雲ショットガン」や「外部キー嫌い」など面白い名前が付いていてとっつきやすい。
SQLの設計技法についての最初の1冊におすすめ。
悪いパターンだけでも良いパターンだけでもなく、どちらも紹介しているのがいい。
プログラミング作法
★
C言語のプログラミング作法について紹介している本。
もちろん他言語にも流用できる内容はあるが、C言語ならではの知識が多い。普段C言語を扱っているなら ★★★ だが、オブジェクト指向の言語を扱っているなら [リーダブルコード] や [Clean Code] を読む方がためになる。
おわりに
Scrapboxではもう少しだけ詳細に紹介しています。
https://scrapbox.io/uhooi-books/技術本
書評を書いたことがないのであまりわからないのですが、転載してはいけない情報がありましたら、すぐに削除するので教えていただければ幸いです。
本の画像を直接リンクで表示しているのですが、これも調べた限りでは大丈夫とのことでしたが、問題がありましたら教えていただきたいです。