53
45

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Google Colab で Julia を使ってみた

Last updated at Posted at 2018-10-19

元ネタ

https://discourse.julialang.org/t/julia-on-google-colab-free-gpu-accelerated-shareable-notebooks/15319
本記事の内容はこちらにすべて書かれてます。
以下はそれをやってみた系の備忘録となります。

手順

上記のリンク先では GPU を使うとのことですが、今回は普通に CPU でサクッと試してみます。
GPU を使う場合は、インストールに15~20分くらいかかるらしいですし、自分がやったときは Error でしくじりました。

1. Google Colabをひらく

Python3 で新しいノートブックを作成してください

2. 以下のコードをセルにコピペして実行(Ctrl+Enter)

!curl -sSL "https://julialang-s3.julialang.org/bin/linux/x64/1.0/julia-1.0.0-linux-x86_64.tar.gz" -o julia.tar.gz
!tar -xzf julia.tar.gz -C /usr --strip-components 1
!rm -rf julia.tar.gz*
!julia -e 'using Pkg; pkg"add IJulia"'

上記リンク先で紹介されてたコードで CUDA に関係なさげなところを削っただけです。
やっていることは、Julia をダウンロードして解凍してるだけですね。
ついでに IJulia パッケージもダウンロードしてます。

3. 以下のJSONを .ipynb ファイルでローカルに保存

{
  "nbformat": 4,
  "nbformat_minor": 0,
  "metadata": {
    "colab": {
      "name": "julia_test.ipynb",
      "version": "0.3.2",
      "provenance": []
    },
    "kernelspec": {
      "name": "julia-1.0",
      "display_name": "Julia 1.0"
    }
  },
  "cells": [
    {
      "metadata": {
        "id": "u8woq-Zbu_SK",
        "colab_type": "code",
        "colab": {}
      },
      "cell_type": "code",
      "source": [
        "for i in 1:3\n",
        "  println(\"Juliaが動いた。Colabで動いた\")\n",
        "end"
      ],
      "execution_count": 0,
      "outputs": []
    }
  ]
}

上記の JSON を保存する際に注意してほしいのは、拡張子を .ipynb とすることです。

"kernelspec" に注目してください。
Colab のエンジニアが Julia も実行できるようにしてたんですね。完全にGoogle社員しか知らない裏ワザです。

この JSON も、上記リンク先とほぼ同じなのですが、 "accelerator" を指定してません。
"accelerator" は、 GPU / TPU を指定する際に使われるのですが、今回は CPU で動かすのでつけなくておkということです。
GPU で動かしたい!という方は上記リンク先を読んでみてください。

4. 保存した ipynb ファイルを Colab にアップロード

2 で実行した Colab 上で [ファイル] -> [ノートブックをアップロード]
そいで、3で保存した ipynb ファイルをアップロードします。
すると、こんな感じのセルが表示されるのではないでしょうか。

for i in 1:3
  println("Juliaが動いた。Colabで動いた")
end

これは紛れもなく Julia の文法ですね。

5 実行(Ctrl+Enter)

ちゃんと3回、 Juliaが動いた。Colabで動いた が表示されましたでしょうか。

Juliaが動いた。Colabで動いた
Juliaが動いた。Colabで動いた
Juliaが動いた。Colabで動いた

これから

本記事は以上となります。

Julia のパッケージを追加する場合は、2 のところで書いたコードに、こんな感じで追加していくのでおkです。

!julia -e 'using Pkg; pkg"add IJulia; add Dataframes; add TextPlots;"'

enjoy!

53
45
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
53
45

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?