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CPS/IoTの総合展示会二年目のCEATEC JAPANにみる新技術

Last updated at Posted at 2017-10-14

10月3日~6日、幕張メッセで開催されたCEATEC JAPAN。これまでの家電見本市からCPS/IoTの総合展示会に変わって二年目、「つながる社会、共創する未来」をメッセージとして、日本の成長戦略や未来を世界に発信する「Society 5.0」の展示会として、どのような新たな「CEATEC体験」が経験できたのか、オンラインメディアの記事をピックアツプしてご紹介します。

※下記サイトからの転載。ビッグデータ・AIなどに関するトピックを毎週取り上げています。
TechCrowd: https://www.techcrowd.jp/related/

IoTのパナソニックとTVのシャープ、両社に見るCEATECのゆくえ

マイナビニュースのCEATEC JAPNレポート記事です。CPS/IoTの総合展示会にコンセプトを変更して二年目の展示会の様子を、対照的な展示の仕方をしたパナソニックとシャープを例にとって紹介しています。

パナソニックブースの特徴を、薄型テレビを1台も展示しなかったことをまず指摘して説明の導入としています。またメインステージとなる部分を「Open Innovation Lab」と呼ぶステージとして「来場者との対話を通してオープンイノベーションの創出を目指す」内容としているとしていると指摘しています。展示としてピツクアップしているものは以下の通り
・B2B向けIoTサービス「μSockets」を活用したソリューション展示
・RFIDプロトコルを利用して端末への給電と通信を同時に行うマイクロ無線給電
・幼児向けソーシャルロボット「cocotto」
・温度・湿度などの計測が可能なデバイスを衣服に縫い付けることができるウェアラブルメーカーパッチ
・顔を撮影した静止画上で、本物のメイクをするかのように自由にデザインができる「メイクアップデザインツール」
など

三菱UFJ、仮想通貨 MUFGコイン初公開 スマホアプリで送金

ITmedia NEWSのCEATEC JAPANレポートです。CEATEC JAPANでは、三大メガバンクが初めてそろって出展や講演を行ったことも各種メディアで取り上げられていますが、三菱東京UFJ銀行が今年5月に試験導入した仮想通貨「MUFGコイン」のデモンストレーションを披露したことをレポートしている記事です。

CEATECのブースでは、ジムのポイントとMUFGコインをひも付ける仮想の事例を紹介。ジムのトレーニング中、ダンベルを持ち上げた回数に応じ、ポイントをMUFGコインとして付与。自動販売機での飲料購入に使えるというデモンストレーションを行っていました。一般向けイベントでの初めての公開。

MUFGコインは、ブロックチェーン技術を活用した、1コイン = 1円の価値をもつデジタル通貨。MUFGコインは、三菱東京UFJ銀行が2017年5月から同行員向けに試験導入中。スマホアプリの画面上で預金口座の残高を1円=1コインに交換し、事前登録した「友達」と取引できる。Suicaなどの電子マネーとは違い、コインから円に還元することも可能。友達同士で食事代などを精算できる「ワリカン」機能も搭載。

CEATEC 2017で見えた次世代のIoT活用、7社ブースを詳細レポート

ビジネス+ITのCEATEC 2017レポート記事です。CEATECのコンセプトのひとつでもある
IoTに関連した展示を行っていた、オムロン、デンソー、KDDI、シャープ、富士通、ユカイ工学研究所、カシオなどの展示を紹介しています。

まずはオムロンブースで行われていた、卓球ロボットの紹介。各種メディアでも紹介されていたものです。また、オムロンブースでの注目展示として紹介しているのが、来るべき自動運転時代を見据えた、「ドライバー見守り車載センサー」を搭載したコックピットの展示。時系列ディープラーニングをさらに進化させ、ドライバーの運転集中状態に関して、「運転の状況を注視しているか」「どれだけ早く運転に復帰できるか」「運転席にちゃんと着いているか」という3つの指標で同時に判断しているとのこと。

自動車部品関連メーカー大手のデンソーの展示としては、超小型EVに、VRシステムをまるごと実装して空飛ぶ車から世界旅行を体感できるデモをとりあげています。

KDDIブースではテレイグジスタンスのデモをピックアップ。遠隔地から自分の分身となるアバターロボットを動かせるというもので、もうすぐやってくる5G時代の高速通信を活用した新技術の例としての展示のようです。

社会実装に向け着実に進化、CEATEC 2017で見たAI

EETimes JapanのCEATEC JAPANレポートです。CEATECの「AI-人工知能パビリオン」で展示されていた、産業技術総合研究所(産総研)やNextremerのロボット制御システムや対話システムなどを紹介しています。

まずは、産総研のタオルを折りたたむことができるロボットを紹介しています。深層学習(ディープラーニング)技術を応用したロボットで、これまでのロボットでは扱うことが困難といわれてきたタオルやシャツのような柔らかいものも扱うことをデモしています。折りたたみ作業を事前に人手で30回学習させておくことにより、かなり高い確率でタオルの折りたたみに成功していたとのこと。

またNextremerが行っていた、AI技術を用いた移動マニピュレーターのデモも紹介しています。シミュレーションで学習した結果に基づき、カメラが捉えた映像から円筒形や直方体、立方体といった形状や色を見極め、形状ごとに異なるつかみ方などの動作方法を判断して、マニピュレーター(ロボットの腕)を適切に制御しているとのこと。

CEATEC 2017で見た「明日の技術」いろいろ

こちらもマイナビニュースのCEATEC JAPANレポートです。最初に紹介しているのは、三菱電機ブースの「AIを用いた音声分離技術」。独自の「ディープクラスタリング」技術によって、一本のマイクに対して複数人が同時に話しかけても、その音声を話者ごとに分離するとのこと。

すでに「3人が同時に話している場合の音声分離まで実証している」とのこと。いわゆる深層学習(ディープラーニング)に類する技術のようです。

その他、MUFGの展示の中からAIによる為替予測などを紹介しています。

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