開発環境がセットアップされていない Windows 10 に Yeoman を導入するまでのメモ。
実は Git や Node.js はいったん導入済みだったが、バージョンが古いのと Chocolatey に移行したかったのでアンインストールした(C:\Users\[USER]\AppData\Roaming
配下の npm
フォルダも消し消ししてある)。
Chocolatey セットアップ
Chocolatey は Windows でパッケージ管理を目指した CLI ツール。管理の煩雑な開発環境のセットアップに威力を発揮する。
アンインストール回りはまだまだ未整備なので、あくまで初期セットアップの省力化程度の認識がよい(20150919現在)。
管理者権限でコンソールから下記を実行する。
@powershell -NoProfile -ExecutionPolicy Bypass -Command "iex ((new-object net.webclient).DownloadString('https://chocolatey.org/install.ps1'))" && SET PATH=%PATH%;%ALLUSERSPROFILE%\chocolatey\bin
念のための再起動を推奨するサイトが多いが、ターミナル再起動で問題ない。
Node インストール
Chocolatey コマンドを使って Git、Node.js をインストールする。
cinst git nodejs
cinst
は choco install
のシュガーシンタックス。
また、パッケージ git nodejs
はそれぞれ git.install nodejs.install
のエイリアスとなっている。
git インストール時にはパラメータで UNIX Tool パスの環境変数追加と CRLF 自動変換の無効化が指定できる(今回はやっていない)。
cinst -params '"/GitAndUnixToolsOnPath /NoAutoCrlf"'
職場でよくわかっていない頃に Git 導入して、CRLF 自動変換のために大量のマージが発生したのは苦い思い出。Windows の人は指定しておいたほうがよいのかもしれない(悪いのかもしれない、わからない)。
Yeoman インストール
Yeoman は yo(scaffolding)、Grunt(ビルド)、Bower(パッケージマネジャ)からなるワークフロー。
npm コマンドを使って yo をインストールする。
npm install -g yo
自動で bower grunt-cli もインストールされる。あとは任意の generator を使用すればよい。
generator は npm コマンドで導入する。今回 generator-aspnet を入れたけど、32bit 機では DNX が未整備なので動作確認には至っていない。