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文系出身ワーママSEが1か月でAWS クラウドプラクティショナー(CLF)に合格した話

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はじめに

文系出身SE かつ ワーキングマザー でも1か月で、AWS クラウドプラクティショナー(CLF)に合格した時の話をまとめました。

なぜ勉強しようと思ったのか

出産前と比べて開発する機会が激減していたので、「このまま、のほほんと会社に依存した仕事をするより、資格を取得して自分の市場価値を高めた方がいいのでは?」と思ったのがきっかけです。

また、当時所属していた会社では資格取得が推奨されていたというのもあり、所属チームのメインサービスもAWSを使用したものだったので、「急きょヘルプで入る時にAWSの知識が少しでもある方がいいかな」という考えもありました。

ちなみに、当時の私(前職時代)のステータスは以下の通りです。

  • システムエンジニア
  • 文系出身(数学が壊滅的に苦手)
  • 2歳児を子育て中
  • 時短勤務
  • 主な業務はチームのサブサービスの運用保守、契約書作成etc.
  • AWSは「EC2」「マネジメントコンソール」のみ少し触ったことがある程度

勉強時間と勉強方法について

勉強時間の確保

家事、育児、仕事etc.を日々回していく中で、「どこで勉強時間を確保したらいいんだ…」と思う方も多いと思います。
私の場合、家族が起きてくる前の早朝5時~7時を勉強時間を設定しました。

理由は以下の通りです。

  • 確実に時間が作れる(夜だと「今日はもう疲れてるし...」と勉強しない日が多い)
  • 日中に比べて、突然の予定変更が起きにくい(子どもが急に起きてくることもありますが)
  • 家事、育児、仕事の疲労がないので頭がスッキリしている

勉強方法

1. まずはテキストを軽く1回読む(1週目)

こちらの本はKindle版が無料で読めたので、まずは1回最初から最後まで軽く読みました。

おすすめポイントとしては、

  • AWSのサービスの全体像が把握できる
  • 各章ごとに練習問題がついている

書いている内容を完璧に理解しようとせず、「ふーん」と思うだけで問題ないです。
1週間で集中して読み切りました。

2. 模擬試験で自分のレベルを把握する(2週目)

テキストを読み終えたら、自分の理解度を把握するために無料の模擬試験を受けてみました。
手順については、下記のサイトを参照して受験しました。

各問題の正誤と解説が表示されるので、今の時点での自分のレベル感を確認できました。
各問題に該当する部分をテキストで読み返して復習するのがおすすめです。
また、公式が提供している模擬試験なので、本番での問題文の雰囲気も確認できました。

3. Udemyの問題を解く(2~3週目)

テキストだけでは問題量がかなり足りないので、Udemyの下記の問題集を使用しました。

この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集

問題量は十分なため教材の題名にある通り、これだけで合格がすることも可能だと思います。
間違えた問題や回答に自信がなかった部分を解説やテキストを見ながら復習しました。

また、いっきに問題集を進めず、10問ずつ区切りながら解いていきました。

理由は、いっきに解くと、最初の方に解いた問題の内容を忘れてしまうからです。
なので、下記のように問題集を進めていきました。

  1. はじめの10問を解く
  2. 分からなかった問題の解説を読む、テキストを読む
  3. 同じ10問を解く
  4. 全問解けるようになったら、はじめの10問+追加の10問を解く
  5. 上記を繰り返し行い、問題量を徐々に増やしていく

同じレベルの問題の正答率が9割以上になったら、次のレベルの問題に移りました。
この方法を基本レベル①~②、本番レベル①~③まで繰り返しました。

Udemyはスマホ用のアプリもあるので、通勤電車の中で問題を解いたりしていました。

4. 受験(4週目)

Udemyの問題集で本番レベル③まで解けるようになったら、記憶が定着しているうちにすぐ受験しました。
受験会場はテストセンターで受験しました。

試験概要にある通り、試験は65問、90分ですが、30分くらいあれば一通り解けます。
なので、焦らず落ち着いて解いていきましょう。

見直し用のフラグを立てながら問題を解くことができるので、一通り解いたあとにフラグを立てた問題を見直すことが可能です。

私は、
全部の問題を解く(30分) + 全部の問題を見直す(30分) = 合計60分
の試験時間で試験を終えました。

公式の無料模擬試験やUdemyの問題集の問題がそっくりそのまま出題されるわけではないですが、「あ!Udemyで似たような問題解いたぞ!」と感じる問題はかなり多かったです。

結果はその場でわかります。
大きく画面に「合格!!」とは表示されず、文章の中に「あなたは合格です。」の旨の文言が出ていれば無事合格です。
私は「え、合格って書いてるし、たぶん合格したのかな?」と疑心暗鬼だったので、受験の数時間後くらいにAWSから送信された試験結果の通知のメールがくるまで疑っていました。

通知のメールには、点数と試験結果の内訳が記載されていました。
(私のスコアは813点で無事に合格でした。合格ラインは700点)

まとめ

長々と書きましたが、AWS クラウドプラクティショナー(CLF)は短期集中すれば、ワーママも取得できる資格です。
家事、育児、仕事etc.にと忙しい日々ですが、その中で少しでも時間を確保して勉強を始めることが合格への近道だと思います。

「そんな時間ないよ…」「資格なんて今さら取得したところで…」「周りはアソシエイト以上の資格を取得してるのに、プラクティショナーって…」

私も最初はこんな風に思っていました。しかし、勉強を進めて行く中でどんどん問題の正答率が上がっていくこと、AWSの知識が増えていくことに対して自分が成長できていることを実感でき、とても楽しかったです。

なにより「合格」することで自信にもつながりました。

次はソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)合格に向けて頑張るぞ!

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