はじめに
すぐに効果が出にくいけれど今からでも試せて、積み重ねていくことでプログラマとしての強い土台ができるものをまとめてみます。
- 公式ドキュメントを読む
言語やライブラリの「ベストプラクティス」を知る - オープンソースプロジェクトを読む
実際に使われている質の高いコードに触れる - コードレビューを受ける
経験者からのフィードバックを得る - リファクタリングを学ぶ
コードをシンプルで読みやすく改善する方法を学ぶ - 自分の過去のコードを見直す
成長を実感し、「気づき」を得る
1. 公式ドキュメントを読む
例えば、Rubyを学んでいるなら、公式のリファレンスやガイドを読みましょう。公式ドキュメントには、その言語やライブラリを作った人たちが意図した正しい使い方が記載されています。
なぜこれがいいコードにつながるのか?
公式ドキュメントには、その言語の「ベストプラクティス」が詰まっています。これを知ることで、他の人にも理解しやすく、効率的に動くコードを書くことができるようになります。
2. オープンソースプロジェクトを読む
GitHubなどで公開されているオープンソースのプロジェクトを見ると、多くの実際に使われているコードに触れることができます。
自作アプリなどで使っているgemを見たり、Railsであれば本体のコードでもよいでしょう。
なぜこれがいいコードにつながるのか?
公開されているコードの多くは、経験豊富なプログラマーによって書かれており、読みやすさやメンテナンス性が意識されています。自分が書いたコードと比べてみることで、改善点や新しい書き方を学べます。
3. コードレビューを受ける
自分で書いたコードを他の人に見てもらい、フィードバックをもらうことも大事です。特に、経験者のレビューは宝の山です。
なぜこれがいいコードにつながるのか?
自分では気づかない癖や間違いを指摘してもらえることで、コードを書くスキルが飛躍的に向上します。また、レビューアーの視点を知ることで、他の人が何を「いい」と感じるかも理解できます。
4. 書籍やブログで「リファクタリング」を学ぶ
リファクタリングとは、コードの動作を変えずに構造を改善する作業のことです。これに特化した書籍やブログはたくさんあります。
リファクタリングをするためにまずはテストが書けていることも重要です。
なぜこれがいいコードにつながるのか?
リファクタリングを学ぶことで、「もっとシンプルで読みやすいコード」にする方法が身につきます。これにより、自分のコードを客観的に見直す力が養われます。
5. 自分の過去のコードを見直す
学び始めた頃のコードをもう一度読み返してみましょう。
なぜこれがいいコードにつながるのか?
最初は「これで動いているから大丈夫!」と思っていたコードが、後から見ると「なんでこんな書き方をしたんだろう?」と思うことがあります。この「気づき」こそが成長の証であり、いいコードを書くための大きな一歩です。
まとめ
「いいコードを書く」の前に「いいコードを知ること」が大事という話でした。
これらの方法を試してみることで、徐々に「いいコード」の感覚がつかめてくるはずです。初めてのうちは時間がかかるかもしれませんが、焦らずに取り組みましょう!