RubyMineの起動や一部の操作後(例えばbundle install
でファイルが大量に作成された時)にCPUを専有してアプリの挙動が重くなることがありました。
タスクマネージャでしらべてみると、Windows Defender(Windows謹製のウィルス対策ソフト)のリアルタイムスキャン機能が働いていることがわかりました。
任意のプロセスをスキャン対象から除外することでこの挙動を抑制することができたので紹介します。
設定方法
IDEプロセスをインストール済みのウイルス対策の除外リストに追加します。Windows Defenderの手順は次のとおりです。
- Windows セキュリティ を開きます
- そこから以下の項目をすすみます
- ウイルスと脅威の防止
- ウイルスと脅威の防止の設定 > 設定の管理
- 除外 > 除外の追加または削除
- 最後に 除外の追加 を選択し、「
rubymine64.exe
」プロセスを指定します。
このようになっていればOKです。
参考
-
ウィルス対策ソフトがビルド時間に与える影響について:Antivirus Impact on Build Speed – IDEs Support (IntelliJ Platform) | JetBrains
-
プロセスの除外設定の方法について:Slow startup on Windows: splash screen appears in more than 20 seconds – IDEs Support (IntelliJ Platform) | JetBrains
ウイルスのスキャンから項目を除外する 信頼できることが確実で、スキャンする必要がないと思われる場合は、特定のファイル、フォルダー、ファイル形式、プロセスをスキャンから除外することができます。