WindowsServer2022の検証をする必要が出てきたため、メモ!
おじゃ?その口調はもうヤメだ。
手順
1.Azure上に仮想マシンをデプロイ
2.AzureVMにHyper-Vの役割を追加
3.isoイメージ入手
4.AzureVM内のHyper-Vで新規マシンを構成
5.AzureVM内のHyper-Vで新規マシンにWindowsServer2022をインストール
参考
手順
1.Azure上に仮想マシンをデプロイする。(詳細割愛)
Hyper-Vによる仮想化は、Intel® ハイパースレッディング テクノロジを利用するため、
汎用(DS)だとv3以上の仮想マシンで、かつ Intel CPUが必要 (DSaはNG)なため、この辺りを考慮してVMのサイズを選択すること。
なお、無償ライセンスで実施する場合には vCPU数にも制約(4vCPUまで)がある。
AzureVMのCドライブ容量は、サイズによらず128GB固定。
Hyper-V on VM することを考えるとディスク容量が心もとないので、AzureVM作成時に、追加Diskを構成しておくこと。
AzureVMにログオン後に、F ドライブ等として構成し、仮想マシンを保存していくためのフォルダも作成しておくこと。
今回、仮想マシンのサイズは 「Standard D4ds_v4 (4 vcpu 数、16 GiB メモリ)」を選択。
2.AzureVMにHyper-Vの役割を追加する。
- Azure上のVMにHyper-Vの役割を追加する。
- [サーバマネージャー] - [役割と機能の追加] より [役割と機能の追加ウィザード]を開始
- [開始する前に] : 既定値のまま次へ
- [インストールの種類] : 既定値のまま次へ
- [サーバの選択] : 既定値のまま次へ
- [サーバの役割] : Hyper-V をチェック☑して次へ
- [機能] : 既定値のまま次へ
- [Hyper-V] : 既定値のまま次へ
- [仮想スイッチ] : 既定値のまま次へ
- [移行] : 既定値のまま次へ
- [既定の保存場所] : [Fドライブ]等、追加ディスクから構成した容量が十分にあるドライブを選択
- [確認] : [必要に応じて対象サーバーを自動的に再起動する]をチェック☑して次へ
- [結果] : 再起動しつつ、インストールが進みます。(私の場合は再起動1回、5分程度で完了)
- [サーバマネージャー] - [役割と機能の追加] より [役割と機能の追加ウィザード]を開始
3. AzureVM上にWindowsServer 2022 のisoイメージをダウンロードしてくる。
AzureVMにRDP接続し、AzureVM上にisoイメージをダウンロードしてくる。
4. AzureVMのHyper-V上に、新規に仮想マシンを作成する。
- [サーバマネージャー] - [Hyper-V]タブ を選択すると表示されるサーバー名を右クリックし、[Hyper-Vマネージャー]を選択。
- [Hyper-Vマネージャー]画面で、サーバを右クリックして仮想マシンを新規作成する
- [仮想マシンの新規作成ウィザード]
- [開始する前に] : 既定値のまま次へ
- 追加ディスク(Fドライブ)が選択されているか確認。
- [名前と場所の指定]
- [世代の指定] 第2世代を選択すること。
- 若干話がそれるが、Azure における Gen1 / Gen2 の違いも参考: https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-machines/generation-2
- メモリの割り当て
- WindowsServer2022は意外にも、機能を削れば最低 512MB でも動くらしいが…できるだけ多く割り当てておきたい。
- 参考:https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-server/get-started/hardware-requirements#ram
5. WindowsServer2022インストール開始
※アップグレードを選択した場合には互換性のレポートが表示されて終了となる(この後、インストール開始画面に戻る)
6. 今後
今後この環境で検証するかもしれないことメモ
- ネットワーク回り
- このままの構成では外部と通信できないが、今回の検証はStandAloneで問題ないので未設定。
- https://docs.microsoft.com/ja-jp/virtualization/hyper-v-on-windows/quick-start/connect-to-network
- WindowsAdminCenter
- Azureハイブリッド