264
254

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Mac OS X で zsh + oh-my-zsh の環境を作って一通り設定するまで

Last updated at Posted at 2013-08-11

(1) homebrew をインストール

公式のイントロの通り。rbenvなどをすでに brew で入れているかもしれない。

インストールの確認

brew -v
#=> Homebrew 0.9.4

パッケージのアップデート

brew update

(2) zsh をインストール

brew install zsh

/usr/local/bin/zsh を起動すると、新しい zsh のセッションに入る。何も設定されていないので表示が簡素。いったん exit でログアウトする。

(3) oh-my-zsh をインストール

公式の通り

curl -L https://github.com/robbyrussell/oh-my-zsh/raw/master/tools/install.sh | sh

これでインストールされる。

途中で、デフォルトのシェルをzshにする、と言う旨のメッセージが出るので、パスワードを入れて更新してもらう。

インストールしたら新しいタブを開く or ターミナルを再起動して、新しいセッションを立ち上げる。

(4) プラグインを使う

~/.zshrc と言うファイルに設定を記述する。何かのエディタで開く。

このファイルの下の方にこういう行があるはずなので、

plugins=(git)

ここを変更してプラグインを利用する。

plugins=(git ruby osx bundler brew rails emoji-clock)
  • ruby - ruby に関連する便利な機能を提供
  • bundler - 単に ruby などとするだけで bundle exec ruby を実行したのと同じになる
  • emoji-clock 絵文字時計を表示するコマンドが使える :clock3:

なお、以下のコマンドで設定の読み直しができる。 source コマンドは設定などを読み直す際のシェルの一般的なコマンドなので覚えておこう。

source ~/.zshrc

(5) テーマを適用する

先ほどの ~/.zshrc の先頭の方に

ZSH_THEME="robbyrussell"

という記述がある。この、「robbyrussell」をテーマ名に変更して、設定を読み直せばテーマを変更できる。

↑から気に入ったテーマを探すこともできる。

カスタムテーマをつくる場合は、まず、もとにしたいテーマのファイルをコピーしておく。

cp ~/.oh-my-zsh/themes/cloud.zsh-theme ~/.oh-my-zsh/themes/original.zsh-theme

そうして新しくつくったテーマの ~/.oh-my-zsh/themes/original.zsh-theme を編集する。 PROMPT と言う変数をいじれば見た目などを変えられるが... こればっかりは慣れた人でも試行錯誤を繰り返すことになる。

テーマをつくったら、 ZSH_THEME="original" などと設定を変更してまた読み直してみる。

テーマの設定内容そのものはGitHubからでも参照できるので、本気でつくりたい場合は読んでみるといいかも...

おまけ: Boxen

この手のセットアップ作業を

  • コマンド一発でできる
  • どんなマシンでも再現できる
  • 設定内容を GitHub などに公開できる、プルリクエストなどを送ってもらえたりするかも

と言う便利そうなツール、 Boxen というものがあったりします。もちろん、 zsh のための設定内容もあります。

264
254
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
264
254

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?