ConsolasはMS製とは思えないほど使いやすいフォントだが、いかんせん欧文フォントなので日本語は等幅になってくれない。そこで、等幅のメイリオであるMeiryoKe_Consoleを組み合わせていい感じにしよう、というやつ。
情報はたくさんあるんだけど、結構ハマったので。
ざっくり手順
- MeiryoKeを導入する
- fontlinkを設定する
- OSを再起動する
基本的にはこれだけ。fontlinkはざっくり言うと、欧文フォントを設定したときに、日本語文字を表示するフォントを指定できる機能。デフォルトではたしかMS UI Gothicとかになる。
MeiryoKeの導入
ここにアクセスしてzipをDLし、中に入ってる生成ツールを実行してフォントを指定する。それから全てのユーザーにインストールする。
※MeiryoKeは厳密にはライセンス違反なので、導入は自己責任で。MeiryoKeではなく、他のフォントを使用してもよい。
fontlinkの設定
レジストリエディタ(Win+R→regedit)を開き、 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\FontLink\SystemLink
と階層を潜る。右クリック→新規→複数行文字列値 と選択し、名前をConsolas
、値をmeiryoKe_650r1.ttc,MeiryoKe_Console,128,112
と入力する。
最初の部分はフォントのファイル名なので、もしバージョンが違う場合はそれに合わせる。
一番右の112はフォントの大きさで、この数字が小さいほどフォントが縦に大きくなるので、好みで指定する。
OSの再起動
レジストリを反映させるため。普通の再起動で良い。サイズをいろいろ試す場合はちょっと面倒。
成功すれば、メモ帳なんかでも等幅になってくれる。便利。というかマイクロソフトさん、MSゴシックじゃない日本語等幅フォント用意してくれませんかねえ……BIZ UD ゴシックで我慢しろということなのだろうか。
ちなみに
この記事を書いたのは、powershellの日本語の字間がスッカスカになるのをマシにするためだったのだが、そもそもpowershellではconsolasが使えなかった。(chcp 65001を叩けば使えるが、これはこれで別の問題がわんさか発生するらしい……)。素直にMyricaとか入れるか、git bashなんかを使ったほうがいいかもしれない。