LoginSignup
0
0

More than 3 years have passed since last update.

AWSとWordPressを使ってWebサイトを構築しよう②

Last updated at Posted at 2021-06-10

前回はWebサイトを構築していくために必要な「サーバー構築の考え方」と「ネットワーク構築の考え方」を学びました。

今回はどんなサーバー構成とネットワーク構成でWebサイト環境を構築するかについて解説していきます。

目次

1.全体の設計図
2.NATゲートウェイとは
3.インターネットゲートウェイとは

1. 全体の設計図

まずはこれから構築していくWebサイト環境の全体設計図を見ていきましょう。
キャプチャ7.JPG

上記の画像が今回構築していくサーバーとネットワークの全体図となります。

・サーバー:「Webサーバー」と「DBサーバー」、この2つのサーバーを構築します。
・ネットワーク:「VPC」、「Public subnet」、「Private subnet」を構築。
「VPC」→灰色のアイコンで「VPC」と書かれたネットワーク領域のこと。
「Public subnet」→緑色のアイコンで「Public subnet」と書かれたネットワーク領域のこと。こちらはインターネットに公開するネットワークとなります。
「Private subnet」→青色のアイコンで「Private subnet」と書かれたネットワークのこと。こちらはインターネットからは接続できないネットワークとなります。
※subnetというのはVPCのネットワーク領域を分割して構築されたネットワークのことを言います。

そしてオレンジ色のアイコンがある「NATゲートウェイ」「インターネットゲートウェイ」も必要なので各種設定します。

2. NATゲートウェイとは

NATゲートウェイとは「片方向からの通信のみ接続可能にする機能」です。NATゲートウェイを設定する理由として、DBサーバーはPrivate subnetのネットワーク内に配置するのでインターネットと接続することができません。
あえてDBサーバーがインターネットと接続できなくしている理由は外部から接続してデータが改ざんされるのを防ぐためです。

しかしインターネットと接続しインターネット上にあるソフトウェアをダウンロードしてきて、DBサーバーへインストールする必要があります。
この時にDBサーバーからインターネットへの通信のみ可能にする機能がNATゲートウェイなのです(DBサーバーからインターネットへ通信した時にインターネット側から返ってくる情報は通してくれます)。

3. インターネットゲートウェイとは

インターネットと接続するために必要な機能です。
インターネットゲートウェイを設定することでインターネットと接続ができるようになります。



さて全体の設計図がわかったところで次回はネットワークの構築に必要なIPアドレスについて学びましょう!

次の記事はこちらから
AWSとWordPressを使ってWebサイトを構築しよう③

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0