この記事は「弁護士ドットコム Advent Calendar 2021」の 12日目の記事です。
昨日は @moritamorie さんでした。
はじめに
弁護士ドットコムでサーバーサイドエンジニアをやっている @ubonsa です。今回は在宅勤務環境での子育てについてお届けしようと思います。
この冒頭の文と最後の文を後で付け足したため、口調が変わっていますがご容赦ください。
なぜこれを書いたのか
比較的早い時間に仕事を始めて17時きっかりに消える私の生態を会社の方々に伝える良い機会な気がしたので。
家族構成
私・妻・子(2歳0ヶ月)の3人家族。
私は完全在宅勤務。妻は出社と在宅が半々くらい。2人ともフルタイム勤務。
一日のタイムスケジュール
朝
日の出とともに起床
上の時計は6時を指しているが、夏の時期は日の出とともに子どもは目を覚ます。逆に冬になると6時を過ぎても眠っていて寝起きが悪い。
パンパンになったおむつ(ときどき溢れている)を変え、パジャマから着替えさせる。半裸で逃げ回るためそこそこ時間と体力を消耗する。
朝ごはんをつくる
朝から子どもの食べられるものを考慮してメニューを考える時間はないので、子どもの朝食はパンや果物などの固定メニュー。今のところは毎日同じメニューでも文句は言われない。果物がみかんのときだけ「みかんーっ!みかんーっ!!」と異常にテンションが上がる。
以前は子どもにごはんを食べさせる工程があったが、もう自分で食べられるので先に食べ始めてもらう。その後で大人の朝ごはんを準備して一緒に食べる。
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お出かけ準備と家事
子どもの保育園に持っていく食事エプロンやタオルや着替えなどを用意したり、検温や歯磨きをさせる。私も在宅勤務とはいえ、ちゃんと着替える(自分の準備時間は平均3分)。時間がないので朝ごはんの食器を片付けや植物に水をあげるなど、最低限の家事だけをやる。
子どもを保育園まで送る
子どもに靴下と靴を履かせて上着を着せ、家を出る。手をつないで保育園までの道のりをとぼとぼ歩いていく。家から目と鼻の先の保育園に転園したのであっという間に到着。先生から「お変わりないですか〜」と聞かれ少し会話しながら子どもを預ける。最近は子どもが手を振って見送ってくれるようになり、連れて帰りたくなる気持ちをぐっと堪えて家路につく。
勤務時間
保育園への送りから帰ったら勤務開始。会社のほかのエンジニアに比べると勤務開始が早い方である。午前11時くらいになるとSlackが活発に動き出し、ミーティングの予定もだいたいこの時間以降に入っている。朝の3時間は貴重な集中タイムで、コードを書いたり集中して考える作業を主にやる。
同じチームのデザイナーさんはだいたい12時に勤務を開始するので4時間ほど時差(?)がある。確認しておきたいことをSlackに投げておいて、お互い良きタイミングで返信する非同期コミュニケーションができるので、ありがたいことに特に困ったことはない。
休憩がてらコーヒーを入れてゆっくり飲んだりできる勤務時間中がもっとも平和な時間である(当家庭比)。
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ピークタイム
ここから怒涛の家事・育児タイムが始まる。
夕飯づくり
17時過ぎには仕事を切り上げて晩ごはんの準備に取りかかる。18時には子どものごはんも冷ました状態で食べられるようにしておかないといけない。冷蔵庫の食材の賞味期限を見つつ、肉・魚・野菜などをちゃんと子どもが食べられるようにメニューを考える。一日でもっとも頭を使う作業である。基本的にはご飯・主菜・副菜・汁物の4つで構成する。
主菜は肉か魚をメインにニンジン・ピーマンなど色の濃い野菜を使う。子どもが主菜を食べなかったときでも野菜を摂るためのバックアップとして、汁物にも野菜を入れて柔らかく煮込んでおく。煮込んだ野菜はわりと食べてくれる。
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味付けにはよくだし道楽を使う。だし道楽はボトルに魚がまるごと入っている見た目のインパクトがすごい調味料である。実家からお米と一緒に送ってもらっているのだが、最近はだし道楽の自動販売機が全国展開されているので、実はわが家から徒歩数分のところでも自動販売機で売っている。せっかく送ってもらっているが、実家にはなんだか申し訳なくてまだ言い出せていない。
ごはんとお風呂
妻が保育園から子どもを回収しつつ帰宅し、みんなで晩ごはんを食べ始める。以前は子どもに食べさせながら合間を見て自分のごはんを急いで食べるというせわしない状況だったが、今はほとんど子ども自身で食べてくれるので大人もゆっくり食べられてありがたい。
食べ終わったら食器を洗ったり洗濯物を片付けたり掃除をしたり家事の時間である。食器洗浄機と洗濯乾燥機はQOLを向上させてくれるすばらしい家電である。洗濯物を干す時間がない、乾いてないなどのトラブルが皆無である。
同時に子どもをお風呂に入れたり歯磨きさせる。子どものお風呂は一緒に入る方と風呂上がりを受け取る方の2人必要なので親の連携プレーが大事である。この時間がワンオペになるのはできるだけ避けたい。
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子どもと遊ぶ
寝る準備がひと通り終わったら、子どもと遊ぶ時間である。空のボディーソープの容器を持ってくると「おててだしてー」と催促される。両手を出すとポンプを押して「ゴシゴシしてー」と手を洗わされる。これを10セット。野菜のおままごとセットを使って半分に切られた大根を素材のままお皿に載せて「どうぞー」と渡してくれる。「もぐもぐ、おいし〜」と食べてあげる。これを10セット。単純な遊びを無限に繰り返す。子どもより先に大人が飽きるので「う、苦しい、ぐわー」と倒れてみたりする。簡単に爆笑してくれる。
寝かしつけ
まだ遊びたがる子どもをなだめすかしつつ寝室へ誘導する。眠りのお供は決まってパンダとペンギンのぬいぐるみである。ただ、一緒に寝ると寝返りのじゃまになるようで、ぬいぐるみたちはいつも距離を置いて見守っている。ベッドに横になってすぐに眠ることが多いが、まだ寝たくないとジタバタして1,2時間かかるときもある。
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バッファ 兼 自由時間
子どもが眠りについたら今日一日のバッファを兼ねた自由時間である。やり残した家事や仕事があればここで片付けて、何もなければネットサーフィン・Netflix・ゲーム・プログラミング・読書など自由に過ごしている。ただごろごろするのも幸せである。
子どもの寝ている寝室にはベビーモニターを置いてあり、寝室で音や動きがあるとディスプレイが起動して様子を見ることができるので、子どもを起こす心配をせずに過ごせる。
睡眠時間
今の生活でもっとも大切にしているのが睡眠時間の確保である。睡眠は8時間とりたいのだが自由時間がなくなってしまうので妥協する。それでも子どもが怖い夢を見て泣き出したり、寝ぼけて話しかけてきたり、寝相が悪くて脇腹にめり込んできたりと、睡眠の確保が難しい日もある。ある程度バッファを持たせて睡眠時間を確保しておく。
家事・育児の分担
私と妻で担当を固定した家事・育児は基本的になく、手が空いている方がやっていくスタイルである。私が晩ごはんの片付けをしていたら妻が子どもをお風呂に入れてくれている。
育児ライフと在宅勤務
コロナウィルスの広がりで在宅勤務になるのと同じ時期に育児生活が始まりました。通勤時間がゼロになったおかげで子育てしながら共働きでお互いフルタイムで勤務できています。これで通勤時間があったらどちらかが時短勤務にしないと生活が成り立たなかったと思います。在宅勤務のできる会社で本当に良かった。
明日の担当は @mmorino さんです。お楽しみに。