#コマンドの実行
コマンド(命令)の実行の仕方はいたって簡単。
・$(モノによっては%)の右側にコマンドを入力
・Enterを全力でタップ
そうすると、結果が勝手に出てくる。
ただ、モノによっては結果は出ないで、移動だけするとかもある。
#最低限覚えるコマンド
###「../」 → 一つ上のディレクトリ(カバン)を指定###
ごめんなさい、これだけコマンド(命令)ではない💦
例:フォルダ2(カバン2)の中にフォルダ3(カバン3)が入っていて、今カバン3を開いている
../フォルダ3(カバン3)
これで、フォルダ3(カバン3)の1つ上のフォルダ2(カバン2)を指定できる
###「pwd」 → カレントディレクトリ(今いる場所)を表示する###
$ pwd
/Users/folder2
結果の一番右に書いてあるのが、今いる場所。
「folder2」に、今いるということがわかる。
###「ls」 → カレントディレクトリにあるファイル・フォルダを全部表示する###
$ ls
Application Music Desktop
カレントディレクトリの中身を全部見れる。カバンを開いて、取り出さずに中身だけ見る感じ。
この場合は、「Application」「Music」「Desktop」という3つのファイル/フォルダがあることがわかる。
※「ls」の「l」は、「アイ」じゃなくて、「エル」
※これは見るだけだから、移動はしてないことにも注意
###「cd」 → ディレクトリを移動する###
$ cd (移動先)
例えば、(移動先)にDesktopと書けば、Desktopに移動する。
(移動先)は、さっきの「ls」コマンドをしてから、出てきた中から選ぶのが一般的。
###「mkdir」 → 新規のディレクトリを作成する###
$ mkdir (作るディレクトリ名)
「mk」は「make」つまり、作る
「dir」は「directory」つまり、ディレクトリ
そのまんま。
例えば、(作るフォルダ名)にnew_folderと書けば、new_folderという新しいディレクトリが作られる。
※今いるところに作られるから、今どこにいるかを確認しておくこと
##「rm」 → ディレクトリを削除する##
$ rm (削除するファイル名)
「rm」は「remove」の略
例えば、(削除するファイル名)にnew.htmlと書けば、new.htmlが削除される。
カバンの中のノート1冊を捨てるような感じ。
$ rm -r (削除するディレクトリ名)
このように「-r」をつけると、ディレクトリごと削除できる。
例えば、(削除するファイル名)にnew_folderと書けば、さっき作ったnew_folderが中身ごと削除される。
ノートの入ったカバンごと捨てるような感じ。
##「mv」 → ファイルやディレクトリを移動する##
$ mv (移動元ファイル名) (移動先ディレクトリ名)
例えば、(移動元ファイル名)にnew.htmlを、(移動先ディレクトリ名)にnew_folderを書くと、new_folderの中にnew.htmlが入る。
その他コマンドはいっぱいあるけど、とりあえずこれらを覚えておけば使える。
わからなかったらその都度調べるべし。