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VRChat用技術の備忘録

Last updated at Posted at 2023-04-26

はじめに

VRChat1年生が覚えてきた技術のまとめです。VCCを使っています。旧SDK3では使えないものもあるかも。

便利ツール群

Liltoon

設定で有効にしないと出てこない項目もあるので、見当たらなかったら設定からチェックを入れてください。

Liltoonの基本

不透明は2000、カットアウトは2450~2499、半透明は2501~3000の間でそれぞれ1つの値で統一しておくと不具合がおきにくいと思います。

トラブルシューティング

光り方や見え方がおかしい問題は以下のツールを通せばだいたい防げます。

1.Fix Lighting

明るさの上限下限を統一するliltoonの専用機能。他のシェーダーは頑張って手動でそろえてください。

使い方
  1. 初期値設定
    画像の矢印の場所を0.2にします。
    image.png

  2. 適用
    ヒエラルキー上でアバターを右クリックして実行します。
    image.png

2.BoundsUnificator

BoundsとAnchor Overrideを統一するツールです。角度によって消えるとか顔だけ暗いとかをなくします。
BoundsUnificator

3.LightSettingEditor

必須ではないけど便利です。ワールド光の影響度をExメニューから調整できるようにしてくれるセットアップツール。
LightSettingEditor

コンバート

UTS2からlilへの変換は公式コンバータを使う。
lilMaterialConverter

テクスチャ設定

光沢設定

  • Roughnes は光沢の滑らかさ。値は0.5~1の間で調整。
  • Metalic は光沢の色/マスク。値は0.5~1の間で調整。
  • もしどちらもないが金属感を出したい時は両方に0.5付近を指定。

Audio Link

音に合わせてピカピカするやつ。Audio Linkっていうアセットがワールドに入ってないと動かないです。

  • 帯域 ...反応する音域。
  • 無効時の初期値 ...未対応ワールドでの光り方。こちらだと通常のエミッションのようなほわ~んとした感じではなくシュッとした感じで光ります。

Disolve

徐々に消えるやつ。物の出し入れで使われがち。

  • マスク ...値を大きくするとマスクが適用される。アニメーションで動かしておしゃれな演出に使う。テクスチャはunity標準のnoiseでもなんとかなる。

ComboGestureExpressions

別ページに色々書いてるのでそっち見てください。

導入記事

MMD対応

  1. ベース(ロコモーション)レイヤーに以下2つのパラメータを追加
    後で使います。
    InStation(bool)
    MMD_Active(bool)

  2. ロコモーションレイヤー改造
    こんな感じに空のステートを作成します。
    image.png

  3. ステート設定
    画像のように設定します。
    image.png
    image.png

  4. 遷移条件設定
    画像のように設定します。
    image.png
    image.png
    image.png

  5. アバターのパラメータ設定
    以下を追加します。
    MMD_Active(bool)
    これをExメニューで切り替えます。

注意

MMD_Activeをオンにしている時はFXレイヤーが無効になります。
つまりUnityでアップロードしたままの状態で服や表情が固定されます。
アニメーションで着せ替えしている方は服を着せた状態でアップロードしてください。

参考になりそうな技術(未解析)

Player-Tracker

ユーザーに張り付くやつ。ぴたっとくっつく。

参考文献

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