今年2023年は、ビギナーズラックでまさかのデジタル庁マイナポータルハッカソンの1次審査を通過したことで、ハッカソン出場と、仕事とは違う分野のスライドを作る、という機会に恵まれました。
結果、今やっている仕事では得られない貴重な体験の数々で、慌ただしくも楽しく過ごしたハッカソン期間でしたが、終わってホッとしたときに反省したことがありました。
「自分の思いをスライドに落とし込めなかった」
ということです。
アイディアとして一枚の絵に落とし込めたのですが、それを説明するためのスライド構成やアピールしたいポイントがうまくスライドに書き込めなかったのです。
また、デモ用APIを使ってClaris FileMakerでデモAppを即席で作りましたが、参加者の中には、まだアイディア段階のアプリ構成を伝えるために、Figmaを使って自分が世に送り出したい機能を盛り込んだアプリのデモ画面を作成し、「動く仕様」として活用しているのをみて、
「実際のサンプルAppでなくても十分伝わる」
んだ!
といたく感激しました。
このことから、次回、何かのハッカソンに出場する・しないに関わらず、自分の思いをスライドに落とし込むために必要なスキルを身に付けたい、Figmaを使ってアイディアの具現化の助けにしたい、という思いが募り、Udemyで講座を探すきっかけになりました。
受講した講座(コース)
二つ、受講しました。
UXデザイン講座 UXデザイン基礎入門
このコースは、ユーザー視点での製品開発の基本となるUXデザイン、ユーザビリティ、人間中心設計といった考え方の基礎を学ぶコースです。
システム構築を仕事としている自身でも、UI/UXについてはなかなか基礎的な部分を学ぶ機会がありませんでしたので、こうして基礎講座を受講することでシステム構築にも大いに役立ちました。
アピールしたい機能はきちんとユーザが使いやすいようになっているのか、直感的に受け入れられる構成になっているのか、など、仕事にも、サンプルAppを作る際にも「その視点が大事だった!」と気付かされました。
初心者から始めるアプリデザイン<UI/UXデザインをFigmaで学ぼう!>Webデザインにも応用可能
もう一つは、Figmaを実際に触りながらのコースです。
ハッカソンではFigma使ってみたいと思いつつも使う機会がなかったので、Figmaを実際に触ったのはこのコースが初めてでした。
ほんとにFigmaダウンロードから手取り足取りでレクチャーが進みます。
右往左往することがなく、Figmaの使い方を順々に学べました。
一部、現在のFigmaとは違う部分もありましたが、それぞれのレクチャーの概要欄で、現在のFigmaとはどこが違うかなどが明記されているので、Figmaはアップデートが早く、それだけ使う人も多いんだな、と感じました。
Figmaのコースは他にもたくさんありましたが、とにかく「最初から知りたい」「迷子になりたくない」と思ってこのコースを受講してよかったです。
どちらもベストセラーであるのも、うなづけます。
Udemyの魅力
Udemyのコースを出している講師陣は最大の魅力ではありますが、そのほか、コースを探す際に私が感じる魅力が3つあります。
1.検索機能
「習いたい」「知りたい」と思ったら、どこでもすぐにコースを受講できるのがUdemyの最大の魅力ですが、そのほか、レベルに合ったコースがとにかくたくさんあるのにピタッと自分がやりたかったコースにたどり着ける検索機能がすごいです。
2.おすすめ機能
一つでも受講すると、次に受講するおすすめのコースが出てきます。
コースのタイトルも、それぞれの講師が付けるのがうまいなぁ!と感じます。
ステップアップしたいと思った時に、「そうそう、それを知りたいんだよ」というタイトルにすごく引き寄せられます(笑)
3.最新が学べる
知識のアップデートをするのに、すごくちょうどいい価格(!)と受講時間で最新が学べるのがいい点です。
タイトルに惹かれて技術本を買ったはいいけど、だいぶ古かった、本に書かれている学習環境やライブラリが古すぎて動かなかった、などだと、モチベーションが著しく下がりますが、「今すぐ最新が学べる」のはすごいいい時代だな、とこの時代に生きていてほんと良かったと感じます。
今回は、自身の仕事とはちょっと違うUdemyについてでしたが、ハッカソン参加以外にもUdemyで色々受講する、という機会にも恵まれた2023年でした。
ぜひ、他の方のUdemy体験もAdventCalendarで読んでみてください。