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今回は、Qiita Engineer Festa 2024からのお題で出ていた、「この記事誰得?」です。

タイトルで、「自分得」って入れましたが、みんな得になってほしいエラー処理での文言統一です。

どの言語?

FileMaker

どのレベルの人に向けての記事?

FileMakerでスクリプトを組み始めた人

エラー処理の文言をカスタム関数に登録する

これが、最強なんですわ。
自分でクライアントのAppを開発する時は、自分仕様の開発規約のファイルに色々と実装して保持しています。
今回は、その中から、エラー処理の文言をカスタム関数に登録すると、めっちゃ楽だよ、と言う話です。

登録するカスタム関数

こんな感じでベーシックに持っています。
スクリーンショット 2024-07-12 22.58.18.png
開発するAppによっては、ベーシックなものを追加していくわけです。

この中で毎回活躍するのは、エラー処理時の文言になります。
システムエラーの時とか、
スクリーンショット 2024-07-12 22.42.36.png

検索でレコードがヒットしない時とか、
スクリーンショット 2024-07-12 22.42.49.png

スクリプトでの使い方

スクリプトでは、エラーコードごとにカスタム関数に登録したエラーメッセージを出します。
スクリーンショット 2024-07-12 22.49.34.png

エラー文言が統一されることの利点

これは、エラー文言を少し変えてほしい、などの要望がクライアントからあった時に、いちいちスクリプトを修正しなくても済みます。
再テストは、ほぼゼロになります。
ほぼ、というのは、何がゼロにならないかというと、エラー文言の中で、エラー情報を出力したい時、カスタム関数に登録した文言がちゃんとエラー情報を追加した内容になっているか、というのを確認する必要があるからです。

また、同じ動作で同じ文言が表示されるため、操作しているユーザもエラーが出た時にどうすればいいか迷わなくて済む、と言う利点もあります。
データがヒットしない場合、
「データはありませんでした。」
「データは0件です。」
「ヒットする検索条件を設定してください。」
とまちまちのメッセージが出てきたら、エラーコードが違うんじゃないか?とクライアントの不安要素にもなりがちです。

ということで、カスタム関数を使ったことない人も、これを機会に使ってみてください。

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