はじめに
先日AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト試験に合格したのでその記録です。
AWS認定試験は受験料がかなり高額(16,000円)なので、受験するか否かの判断の材料に使ってもらえればと思います。
背景
現在サーバーサイドエンジニア歴3ヶ月半で、AWS使用歴は2ヶ月くらいです。
以前応用情報処理試験の勉強を多少していたのでネットワークの基礎知識はあります(試験は未受験)。
受験した理由についてですが、AWS未経験で今後頻繁に利用することが予想されたので、AWSのサービスに関する体系的な知識を得たいと思い受験しました。また会社で資格取得報奨金が設定されていたこともモチベーションになりました。
学習
学習期間は約2ヶ月程です。
試験勉強は以下の順で勉強しました。
- 参考書による学習
- Web問題集による学習
- AWS公式模擬試験
参考書による学習
以下の参考書を利用して学習しました。
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徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書1
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簡潔にまとまっており知識の暗記に向いていると思います。分量も多くないので読みやすかったです。模擬試験がついているので、学習した内容の定着度合いを測ることができました。付属の模擬試験は本番試験に比べると大分簡単です。
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Amazon Web Services エンタープライズ基盤設計の基本2
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AWSの代表的なサービスのユースケースについては上の本にはあまり書かれていなかったので、その辺を把握するために読みました。コーポレイトサイトシステムを例としてAWSを用いて如何にシステムを拡張・高可用化していくかについて書かれています。業務での利用経験が豊富な場合は不要だと思います。
Web問題集
AWS認定試験用有料Web問題集です3。
問題数が非常に多いです。細かい知識を問う問題が多く、その意味で難問が多かったです。
学習の際は知らない用語などが出てきたらAWS公式のドキュメントやネット上の記事を調べて理解するようにしました。
AWS公式模擬試験
AWSの公式模擬試験です。本番試験1週間前に受けて、スコアは84%でした。
合格ラインが720/1000なので十分余裕があると判断し、本番試験を受験しました。
試験本番ではスコアが867で合格でした。
130分で65問なので時間にはかなり余裕がありました。
感想など
- 本番試験は公式の模擬試験よりも難易度高めに感じました。模擬試験スコアを余裕で超えれるようになってから本番試験に挑むのをおすすめします。
- 他の受験者の方の報告にもありますが、問題文の日本語がおかしいところがいくつかあったので、英語ができる or 機械翻訳の日本語に慣れておくと多少有利かもしれません。