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OACで式やコードを書かずに経過日数を計算

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はじめに

OAC(Oracle Analytics Cloud) 2024年9月の更新で、経過期間を簡単に求めることができる機能が搭載されましたので、どんな動きになるのかを試してみました。

サンプルデータ

Excelでこんなデータを作成しました。
image.png

経過期間を求める

OACにログインして、作成したExcelファイルをデータセットとしてアップロードします。
image.png

データセットを開きます。
image.png

image.png

「受注日」のオプションをクリックして「期間の計算」を選択します。
image.png

新しい列の名前の他に、計算の方向(から、まで)と計算の対象、計算単位を指定できます。
image.png

もう少し具体的に見ていきます。
Time DifferenceをSinceにしているので、受注日から対象となる日付までを計算します。
Relative toで現在の日時が選択されているので、「受注日から現在日時まで」という意味になります。
ドロップダウンリストを開くと、他の日付列が選択できます。

image.png

例えば、ここで「発送日」を選択すると受注日から発送日までの期間を求めることになります。
最後に Calculate in で単位を設定します。デフォルトでは年でした。
受注日も発送日も2024年だったので、結果は0となっています。
「日」に変更してみます。

image.png

こんな感じになります。

image.png

これでよければ、「ステップの追加」をクリックします。
なお、SinceではなくUntileを選択していたら、計算の方向が逆になってこうなっていました。

image.png

実のところ、これまでもTIMESTAMPDIFF関数を使えば、式を書いて同じことを実現できました。

image.png

ただ、「式を書く」というのは何かとハードルが高いので、より簡単に計算できるようになったのは良かったと思います。

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