はじめに
OAC(Oracle Analytics Cloud)でワークブックを作成する際に使用する、カラーパレットやビジュアライゼーションのスタイルのセットのことを「テーマ」といいます。
テーマは権限のあるユーザーが新規に作成して、他のユーザーと共有することもできますので、その方法を紹介します。
※OAC November 2024 Updateを使用しました。
ワークブックのテーマとは
ワークブックを作成し、キャンバスにビジュアライゼーションを配置しました。
それぞれのメジャーに自動的に色が割り当てられます。
どんな色が割り当てられるかは、選択しているカラーパレットに依存します。
ワークブックにどのカラーパレットを適用するかも、テーマの一部です。
ワークブック・メニューを開き、「ワークブック・テーマ」をクリックします。
テーマをカスタマイズして名前をつけて保存
カラーパレットを新規作成したものに変更して、ビジュアライゼーション・スタイルの「境界線」と「影」の設定を変更したいと思います。
カラーパレットの追加
現在選択されているのは「Redwood」というパレットです。
「パレットの追加」をクリックして、新規のパレットを追加します。
色を12色選びました。名前を「クール」として「OK」で閉じます。
ビジュアライゼーション・スタイルの変更
このテーマに名前をつけて保存します。
現在のテーマの右にある3点リーダをクリックして、「新しい共有テーマとして保存」をクリックします。
テーマの名前をクリックすると、変更可能な他のテーマが表示されます。
ワークブックにテーマを適用
新規にワークブックを作成し、適当にビジュアライゼーションを配置してみました。
このワークブックに、「クール」カスタム・テーマを割り当てます。
もうちょっと、メリハリを聞かせて色を選べば良かった気もします。
カスタム・テーマをデフォルトに設定
コンソールの「テーマ」で作成したテーマが確認できます。
※権限が必要です。
これで、新しいワークブックを作成した際のデフォルトのテーマとなります。
自分だけでなく、全部のユーザーに影響しますので設定に際しては慎重にお願いいたします。