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OACのAIアシスタントが計算式を作ってくれる

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はじめに

OAC(Oracle Analytics Cloud)のAIアシスタントは、ユーザーの指示を送ると、それに従って適切な検索結果が得られるようにしてくれる機能です。
データセットにそもそも列として定義されていない情報を要求すると、どのように振る舞うのかを確かめてみました。

  • OAC July 2025 Updateを使用しました。

参考になる記事

データセットの検索設定

  1. 使用するデータセットの「検査」を開き、検索タブに移動します。
  2. データセットの索引付けを「アシスタント」または「アシスタントおよびホームページのAsk」にして、生成AIとのやり取りに使用する列を選択します。
  3. 実際の列名以外に、生成AIとのやり取りの精度を高めるためにシノニム(別名)を設定します。

以下は設定例です。
保存してから「即時実行」でインデックスを作成します。

image.png

AIアシスタントへの質問例

インデックスを作成したデータセットを使用して、ワークブックを作成します。

「自動インサイト」アイコンをクリックして「アシスタント」タブに移動します。

image.png

次の指示を送ります。

  • 東京と名古屋と大阪を大都市圏、その他の都市は地方としてグループ化してから、製品カテゴリ別の売上を表示して。

指示通りのグラフを作ってくれました。
「マイ計算」に何も含まれていないことを確認してから、「+」をクリックして作成されたグラフをキャンバスに取り込みます。

image.png

マイ計算に新たな式が表示されました。
この式を右クリックして「計算の編集」を見てみます。

image.png

AIアシスタントに指示した通りの内容で式が定義されていました。
これはいいですね!

image.png

既に存在している列を使用して、リクエストに従った計算式を定義してくれました。

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