はじめに
OAC(Oracle Analytics Cloud)で作成したワークブックを共有する一番簡単な方法は、共有フォルダに保存することです。
その共有フォルダとワークブックにアクセス権があれば、他の人が作成したワークブックであっても開くことができます。(権限によっては編集することも可能です)
そのワークブックをカタログから探し当てて開く以外に、個別のURLで直接開くこともできます。
URLでワークブックを共有
URL共有のやり方は、極めて簡単です。
- 一度ワークブックに名前を付けて保存します
- 保存先のフォルダやワークブックに共有したい相手が読み取れるように適切な権限設定をします
- ワークブックをもう一度開いてURLをコピーします
- そのURLを何らかの手段で相手に伝えます
ワークブックを開いてURLをコピーするところから紹介します。
エクスポートアイコンをクリックします。
適用状態を「元の状態」「現在の状態」のいずれかから選択し、「リンクのコピー」をクリックします。
クリップボードにURLがコピーされるので、これをチャットやメールで相手に伝えます。
当然のことながら、受け取った相手がワークブックを開くには認証を求められます。
元の状態とは、ワークブックを保存したオリジナルのフィルターの状態です。
現在の状態とは、ダッシュボードフィルターを変更後の現在のフィルターの状態です。
ドキュメント