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④settings.jsonで色々設定してみよう

Last updated at Posted at 2019-08-24

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本作業について

タイトル通り、settings.jsonの内容を書き換えることにより、システムの設定を色々変更します。
例えば、以下のようなことができます。

・SimModeSelecter実行時にモード選択を省略できる。
・シミュレート時の下に表示されるモニター画面3つをデフォルトでOFFにできる
・画面にノイズを入れられる

settings.jsonについて

実は我々が初めてAirSimを実行したタイミングで、「ドキュメント」中に「AirSim」という名前で生成されているフォルダがあります。
この中に入っている「settings.json」が目的のファイルです。
Visual Studioなどで開くことができます。

もしも、初期化したくなった場合は、このファイル自体を削除してください。
そうすれば、AirSimを次に起動した時に、自動で新たなsettings.jsonを生成してくれます。

注意!

このファイルの記述を誤ると、SimModeSelecter実行時にUnityがクラッシュします。
尤も、エラーが出た直後であれば、実行停止によってクラッシュを回避できるはずです。

このファイルの記述に関するエラーはUnity本体では認識できないため、実行していない状態ではエラーとして表示されません。
実行時にAirsimから警告される形となるため、このような挙動となります。

作業内容

まずは公式サイトの解説を見てください。
必要なことは全て書いてあります。(英語ですが…)

一番重要なことは、公式サイトに書いてある通り「全部コピペしてもエラーになる」ということです。
横着せずに必要な機能を1つ1つ選んでコピペしましょう。

最も皆さんが使用するであろう「モード選択を省略する」だけは説明して、その他の機能は紹介に留めておきます。

モード選択を省略する

"SimMode": ""という記述があると思います。
これを"SimMode": "Multirotor"に変更してください。

機能紹介

公式ページの機能を日本語で軽く説明しておきます。(私がわかる範囲でですが)
公式ページで「名前」の欄で目当ての物を検索すれば、必要なコードが分かります。

名前 機能
SimMode シミュレーションで使うモードを固定します。"Multirotor"にすればドローンモードを設定できる。
ViewMode カメラの位置と挙動を決めます。デフォルトは"FlyWithMe"
TimeOfDay 時間経過で太陽の位置を変化させます。
OriginGeopoint 緯度/経度/高度を設定します。TimeOfDayと併用する。
SubWindows モード起動時に下にある3つのウィンドウの設定を行えます。"Visible": falseにすれば、起動時に見えなくなります。
Recording 右下の録画ボタンからできる録画の挙動を設定できます。
ClockSpeed シミュレータの速度を変えます。ドローン自体ではなく、全体の速度が変わります。スピードを上げると衝突に関する機能が使えなくなる点に注意。
Segmentation Settings 「オブジェクトIDの初期化方法を決める」らしいのですが、イマイチ使い道がわからないです…
Note on ImageType element ?(カメラ設定の一部)
CaptureSettings ?(カメラ設定の一部)
NoiseSettings 様々な種類のノイズを付加できます。
Gimbal カメラの回転を防止する機能です。3軸を個々に設定できます。
Vehicles Settings (ドローン)本体に関する様々な設定を変更する。PX4は自動操縦をしたい方向け。
EngineSound エンジン音を鳴らすかどうか(車専用)
PawnPaths (Unityでは使用不可?)
PhysicsEngineName 別の物理エンジンを使用する(車専用)
LocalHostIp Setting リモートマシンを使用する時、IPアドレスを設定する。
SpeedUnitFactor 速度を表示します。単位はm/s
SpeedUnitLabel 速度の単位を変更します。SpeedUnitFactorと併用。

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