経緯
メール配信サービス「SendGrid」を利用していると、メール本文に掲載したURLをクリックしたときに「不適切なリンク」とポップアップが表示。(例:Thunderbird)
これは、次の条件で表示されようですが、SendGridのコントロールパネルでは無効化できず…
いろいろ試して彷徨ったので、こちらに残しておきます。
<条件>
・Click Tracking設定が有効
・送信元ドメインとリンクのドメインが不一致
同じくトラッキング機能の無効化にハマった方の参考になれば幸いです。
結論
HTMLのaタグに「clicktracking="off"」を突っ込めば解決。
他にも手はありそうですが、手っ取り早く解決したい方は、こちらでしのいで下さい。
#例
<a clicktracking="off" href="https://hoge.com">アンカーテキスト</a>
過程
ハマった痕跡です。
1.Link Brandingを設定してみる
ググってみると次の記事を発見。Link Brandingを設定してみる。
参考:
メール内のリンクをクリックすると、「不審なサイトを開こうとしています。」と警告が出ます。
同じドメインの場合は、無論、ポップアップは表示されなくなったが、YouTubeのリンクなどは相変わらずポップアップを表示。他の策を検討。
2.SendGridの日本語サイトでドキュメントを確認。
「Click Tracking」で設定の無効/有効化ができることを知る。
Disableに設定してメール送信してみるが、解決せず。
3.引き続き、ググってみたり、AIにお伺いを立ててみたり
Web-API周りの話を目にするも、時間をかけられないので(単に面倒くさがり)、そっとしておく。
そのなかで、直接、海外のサポートに問い合わせたという情報をゲット。
「あっ、これ海外のサービスやん。」と遅まきながら気づく。
4.本家のサポートをのぞく
SendGrid本家のサポートで次の記事を見つける。
どうやら、初期の状態では、トラッキング機能の無効/有効にかかわらず、トラッキングを行うとのこと。
(Web-API触れば、このあたりを変えられるんでしょうね。多分。)
参考:
SendGrid Marketing Campaigns Click Tracking settings
まとめ
海外のサービスの場合、日本では代理店がサポートしていることがあるので、日本のサイトで解決しない場合は、本家のサイトを確認すべしと良い教訓になりました。
英語が苦手でも、テキストならDeepl翻訳など手軽に日本語で読める環境も整いましたしね。
技術の進歩に感謝です。