各テーブルで話していた内容をサマリーしてみます。
こちらのテーブルは、プロジェクト型演習の際、新人が上手に休憩をとれていないという問題を核に話が展開されました。
私としては、休憩のとりかたまで心配しないといけないのか!という驚きをえました。
プロジェクト型演習の際には、新人一人一人にトレーナーがついてくれるそうです。そのトレーナーは、研修中ずっとべったりで関わるのではなく、報告書ベースで間接的に関わるとのことです。
その報告書のやり取りの中に、「休憩を上手にとれてますか?」というトレーナーの気遣いが散見されたそうです。
実際、プロジェクト型演習の最中は、休憩をとっていなかったり、休憩をとっていても離席しないなどの状況だったそうです。
トレーナーサイドとしては、実業務での過ごし方を見据えて、メリハリある仕事のススメ方をプロジェクト型演習の最中に学んで欲しいという意図があったのかもしれません。
テーブルの参加者からは、休憩中、離席しトイレにいったタイミングで良いアイディアが思いついたり、返っている時にひらめいたりするようね。だから適度な休憩って大切だよね、なんて話がでていました。
上手に休憩ととらずに作業をしていると効率が悪くなったり、ミスが多発したりする。研修中そんな失敗から学ぶことも大切だなと再認識をしました。
根を詰めて作業を進めても良くないし、ダラダラ作業してもダメだし、適度に集中して仕事を進められるゾーンを個々人又はチームで探れるような仕組み(追い込み)作りが必要そうです。
私の関わっている新人研修でもプロジェクト型演習を実施しています。その中で休憩は各チーム自由にしており、いままで休憩関連を問題にしたことはないです。
チームとしての生産性を上げるためにチームでどう取り組むかを日々振り返ってもらっていたことが影響しているのかもしれません。
また、プロジェクト型演習では、チーム間での競争(順位づけ)があり、それも影響していたのかもしれません。
作った機能数やその機能の難易度、機能(お客様からいただける金額)と工数から利益率、非機能面、チームビルディング などの観点から点数付けし、最終的に順位が決まります。ゲーミフィケーション的な要素を取り入れています。
他社さんの話を聞くと、最近は競争意識を煽るのはよくないとのことで、そういった要素を研修においても排除しているそうです。そういえば、最近関わっているお客様も、演習進捗の見えるかに関して、出来ていない人はネガティブに捉えませんかと心配していました。良し悪しですね。
その他、テレワークの話も少しでていました。
とこんなところで30分は終了です。