Tig の表示方法あれこれ
このエントリーはGitアドベントカレンダーの十一日目です。十日目は kyanny さんの「Git における SSH オプション指定方法あれこれ」でした。タイトルは、パクr...リスペクトしました!
Tigとは?
Tig は ncurses ベースの Git のためのテキストユーザインタフェースです。
Gitリポジトリ内の変更内容を、Vimライクな操作で高速に閲覧することができます。
インストール
Mac なら Homebrew か MacPorts でインストールできます。
あとはこちらで。
基本的な使い方
Git レポジトリ内で tig コマンドを打つと、カレントブランチの変更履歴が表示されます。
h でヘルプが見られるので、ビューの切り替え方法などの操作方法を調べることができます。
本題
tig コマンドに引数を渡す事で、開き方を変えることができます。
特定の1つまたは複数のブランチを表示:
$ tig master new_feature
全てのブランチを表示:
$ tig --all
リモートブランチの最新コミットを表示:
$ tig origin/HEAD
2つのブランチ間の差を表示:
$ tig test..master
単一ファイルの変更点を表示:
$ tig -- README.rdoc
特定のリビジョンにおける README.rdoc ファイルの内容を表示:
$ tig show v3.2.5:README.rdoc
README.rdoc ファイルの、ある期間のリビジョンを表示:
$ tig --after="2012-01-01" --before="2012-06-11" -- README.rdoc
README.rdoc ファイルの、直近 1 週間のリビジョンを表示:
$ tig --since=1.week -- README.rdoc
コードのそれぞれの行を、誰が、いつコミットしたのかを表示:
$ tig blame README.rdoc
tig 便利ですね!
参考
- man tig - ネタ元。すべてここに書いてあります。
- The tig Manual - man よりももう少し突っ込んだ使い方が書いてあります。
明日は T_Hash さんです。