こんにちは!TUNA-JPの運営リードのtwo2miです。
本記事は「TUNA-JP Advent Calendar 2022」の1日目のエントリとして、TUNA-JP(Tanzu User kNowledge Assembly Japan)を紹介します。
TUNA-JPって何?
VMwareのモダンアプリケーションの製品群であるTanzuのOSSを中心に、クラウドネイティブ技術を利用するエンジニアたちのコミュニティです。
コミュニティではVMware Tanzu だけにとどまらず、VMware以外の製品についても幅広く情報交換がされています。
運営メンバーはVMware Japanのメンバーだけでなく、ユーザ企業のメンバーも数多く参加しております。
私(執筆者)自身もユーザ企業の人間です。
コミュニティのコンセプトなど
VMwareは仮想化製品を取り扱っているイメージが強いですが、Pivotal社やHeptio社、Bitnamiを買収したり、OSSへもコミットしておりモダンアプリケーション(コンテナ、DevOps)の領域に投資をしています。VMwareのモダンアプリケーション=Tanzuとしてプロダクトを整理しているのですが、まだまだ認知度が低いのが実情です。
そんなTanzu/Tanzu Kubernetes Gridについての認知度をもっと上げたいというところから始まっています。良いプロダクトなので皆さんに知ってほしい!
「オンプレでvSphereを使っているけれど、コンテナをやることになった」という方であったり、「コンテナ/Kubernetesを使っているけれど、便利なOSSを知りたい」という方はぜひぜひコミュニティに参加していただけると嬉しいです。
メインとしてTanzu製品を置いてはいますが、それだけに限らず幅広くクラウドネイティブなネタについてワイワイ交流できればと思います。
活動内容
おもに下記の活動をしています。
- ツナカン(TUNA-JP Conference) というコミュニティイベントの開催
- Slackでの情報交換
- 自分たちでポータルサイトを構築
1.ツナカン(TUNA-JP Conference)
およそ2ヶ月に1回ほどのペースで、ライトニングトーク大会や環境構築の実況などを実施しています。初期はオンラインのみでの開催でしたが、2022/6/24のツナカン#3以降はハイブリッドで開催しています。
connpassにてツナカンの参加者を募集しているので、ぜひconnpassのTUNA-JPのグループに参加してチェックいただけると嬉しいです!
Twitterでもこんな感じで情報発信しています。
ついに本日ですよ!11月25日19時より、ツナカン#6 を開催いたします。
— TUNA-JP / つなじぇーぴー (@tuna19980210) November 25, 2022
ハイブリット開催なので、VMwareオフィスとオンラインの両方から参加が可能です。
Connpassへのご登録、お忘れずに!https://t.co/KeaaMyUjDZ
下記にこれまでのツナカンに登場したOSSや過去回の概要を記載します。
過去回をYouTubeでも公開しておりますので、気になった回はぜひチェックしていただければと思います。
2.Slackでの情報交換
SlackではTanzuのOSSやTanzu製品だけでなくクラウドネイティブ技術全般についての情報交換をしています。「コンテナよう分からん」という方向けのbeginnersという初心者向けのチャンネルもあります。
また、TUNA-JPにはSoftware Design 誌 2021年11月号〜2022年4月号で連載されていた「(VMware x Kubernetes) はじめよう、おうちクラウド」の執筆陣も多く参加しております。
おうちクラウドのネタで話がしたいという方のご参加もお待ちしております!
おうちクラウドは、おうちにちょっとしたサーバを建てて、主にK8sを中心としたクラウド環境を作っちゃおうという取り組みです。連載についてのGitHub特設ページはこちらです。
Slackへの参加はこちらのリンクになります。
3.コミュニティのポータルサイトの構築
コミュニティのポータルサイト ( https://tuna-jp.net ) も運営メンバーで構築しています。
現在はGitHub Pagesで公開していますが、Amazon EKS(Elastic Kubernetes Service)上にブログをコンテナイメージで動かす形にしようとしています。
ブログの更新方法についても、GitHubに保存したソースコードからコンテナイメージを生成してAmazon ECRに格納、コンテナイメージをEKS上に展開して公開するという一連の流れをTanzu製品を使ったCI/CDの仕組みをつくって自動化する予定です。
私自身はコンテナ初心者ですが、こういった製品を試す機会も持てるのがTUNA-JPの良さかと思います。
終わりに
「TUNA-JP Advent Calendar 2022」1日目の本記事ではTanzuのコミュニティであるTUNA-JPの紹介をさせていただきました。
2日目以降はテクニカルな話題が多いので、ぜひカレンダーをフォローして楽しんでいただければと思います!