はじめに
- この記事は「From The Depths」というゲーム(以下FtD)で使用できるLuaに関する記事です。
- Luaに関心のあるFtDプレイヤーを対象としています。
- 筆者の環境であるWindows 10を前提としていますがFtDが動くなら何でも大丈夫。多分。
LuaBoxでのコード編集
LuaBoxをQキーで開いて使用するゲーム内エディタは、エディタとしての機能は最低限となっています。
例えば、
- Undo、Redoが効かない。
- 自動インデントが無い。
- 検索も無い。
- 長文だと全文を表示できない(ことがある)
などなど。割とストレスを感じます。
別途コーディング環境を用意した方が100倍くらい捗ります。
Visual Studio Codeを導入する
というわけで環境を用意するわけですが、私はVisual Studio Code(以下VS Code)を使用しています。
Microsoftが提供している無料のテキストエディタです。
下記サイトにて配布していますのでダウンロードしてインストールしましょう。
https://code.visualstudio.com/
VSCodeの拡張機能
VSCodeでLuaを書くにあたって、入れておくと便利な拡張機能があります。
Luaのスニペット
まず、Luaのスニペット。
Luaの構文を補完してくれます。
MarketplaceでLuaで検索すると出てきます。
上記画像の上から2番目、0.0.9とあるkeyringさん?のやつですね。
gccfeliさんのは未使用なため不明ですが多分似たようなものかと思います。
Luaのlint
次に、Luaのlint。構文エラーなどを検知してくれます。
FtDのLuaBoxは、最近エラーログが出なくなったので、割と重要です。(そのうち直る気もしますが)
「lua lint」で検索すると出てきます。satorenさんのを使用しています。
FtD Lua用のスニペット
最後に、FtD Lua用のスニペット。
筆者の自作です。Marketplaceに公開していないので、GitHubから持ってきてください。
https://gist.github.com/tvagames/9c7c29ec749c85ecab87cc74624dd34b
VSCodeに適用する方法はググってもらうとして、lua.jsonの内容を上記GitHubから持ってきたjsonの内容で上書きすればOKです。
luaファイル上で(または言語モードをluaにして)ftdと入力すると、FtD用のAPIが出てきます。
現状、v2.4.5.6に対応しています。
以上。