コマンドラインツールのFDB(Flashデバッガ)を使ったデバッグの方法。
※ FlexSDKをインストールしておくこと。
#手順
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ターミナルで、「fdb」を実行。
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FDBが起動した後、「run」を実行。
「Playerが接続するのを待っています」という表示がでればOK。 -
別のターミナルを立ち上げ、「adl」を実行する。
「adl」実行後、1で立ち上げたターミナルに「Playerが接続されました」と表示されればOK。 -
FDBの入力待ち画面になるので、ブレークポイントを設定する。
なお、ブレークポイントFDB終了まで保持される。(FDB再起動後は再設定が必要)- ブレークポイントの設定方法:b (break)
- (fdb) b 行番号
- (fdb) b 関数名
- (fdb) 行番号・関数名の前にファイル名を記載してもよい。
- (fdb) b test.as:10 (test.asの10行目に設定)
- (fdb) b test.as:execute (test.asのexecute()に設定)
- 設定中のブレークポイントの確認方法:i b (info break)
- (fdb) i b
- 設定中のブレークポイントの削除方法:d (delete)
- (fdb) d Num (i bで表示された「Num」カラムの値を指定)
- 行番号を指定した場合、ソースコードを修正するとブレークポイントがずれる可能性があるので注意。
- ブレークポイントの設定方法:b (break)
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FDB入力待ち画面で、「c」を入力して実行。(c (continue))
トレースログが出力され、ブレークポイントで止まるか、アプリが起動すればOK。- よく使いそうなfdbコマンド
- 変数表示:p (print)
- (fdb) p value
- ステップ実行:s (step)
- (fdb) s
- (fdb) s 2 (2ステップ進む)
- 次のブレークポイントまで実行:c (continue)
- (fdb) c
- 強制終了:k (kill)
- (fdb) k
- 変数表示:p (print)
- よく使いそうなfdbコマンド
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終了する際は、アプリを終了すれば、3で立ち上げた adl コマンドが終了する。
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アプリ終了後、FDB入力画面で「q」実行で、fdbが終了する。(q (quit))
上記以外のコマンドについては、FDBのヘルプを参照。
・ (fdb) help
#確認環境
- Mac OS 10.8.2
- FlexSDK 4.6
#参考URL