概要
環境変数に区切り文字「,」を含んだ文字列を定義しておき、プログラム側で環境変数を取得後に、その区切り文字を利用してリスト化を行いました。
実行環境
macOS Ventura 13.0
python 3.8.12
環境変数の定義
事前に環境変数「TEST_ENV」に以下を登録しておきます。区切り文字「,」を含んだ文字列を定義しておきます。
## 登録
$ export TEST_ENV=2023-01,2023-02,2023-03
## 確認
$ echo $TEST_ENV
2023-01,2023-02,2023-03
環境変数を取得するプログラム
上記で設定した環境変数を取得する pythonプログラムは以下となります。プログラム側で環境変数を取得後に、その区切り文字「,」を利用してリスト化を行います。
split_env.py
import os
env_list = os.getenv('TEST_ENV').split(',')
print(f"env_list:{env_list}")
print('ListItem is ', len(env_list))
for env in env_list:
print(env)
プログラムの実行
作成したプログラムから環境変数をリスト取得してみます。
$ python split_env.py
env_list:['2023-01', '2023-02', '2023-03']
ListItem is 3
2023-01
2023-02
2023-03
まとめ
これで1つの環境変数に区切り文字「,」を含んだ文字列を定義しておき、プログラム側でその環境変数を取得後に、リスト化できることを確認できました。 Azure Functions や AWS lambda の引数として利用することを想定しています。