Power Appsでアプリを作るもっとも簡単な手段の一つが「Share point Listを作り外部データとして利用してキャンバスアプリを自動で作成する」方法。
とても便利ですが、リスト作成時に気を付けていないと後々大変なことになる。
1.列の名前は英語名
Listは列の内部名を持ちます。リストを使う分には気にならないですが、Power Appsは内部名を参照しています。最初に登録した列の名前を元に内部名を作成しますが、2バイト文字などはunicodeで作成され、それを参照する際にさらに手間が増えます。
試しに入力した結果
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test1 test1
1test _x0031_test
Test Test0
TEST TEST2
テスト x30c6__x30b9__x30c8
tEst tEst3
test_1 test_1
1.1. 最も良いのは英単語
英単語を記入するとそのまま内部名になります。
1.2. 記号と数字は使える
一部の記号は使える。キーボードから直接入力するタイプの記号。
1.3. 大文字は区別されない
大文字を使っても区別されない。同じ単語と認識されると末尾に連番が付与される。
1.4. 冒頭の数字は避ける
数字であっても、冒頭に使うとunicodeに変換される
1.5. 2バイト文字は当然ダメ
unicodeだらけになります。
2.リストの名前に括弧を使わない
リストの名前に括弧を付ける、例えば「管理リスト(練習)」という名前にすると、いろいろ大変なことになる。
まず半角括弧がなぜか全角に変換されます。そして文字列を引用符で囲う必要があります。こうするとテーブルとして引用出来て、列名などが半自動入力できます。そして認識されない。なぜか認識できなくなる。半角括弧が良くなかったのかもしれないが、正常に動かない。
トラブルの原因が分からないままリストの名前を括弧なしに変更し、最初からAppsでキャンバスアプリを作成すると普通に動きました。不要なトラブルに繋がるだけなので、括弧は使わないこと。