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プログラムが動く仕組み

Last updated at Posted at 2018-04-28

【コンピュータへの命令】

人間とコンピュータがやり取りするには、あらかじめプログラミング言語を使って、コンピューターに対する「命令」をプログラムしておく必要があります。

しかし、コンピュータは「0」か「1」しか理解できません。(電気を通すか、通さないか)

(例)0001000111010......   機械語(マシン語)

人間が2進数(「0」か「1」)でプログラムを記述し、コンピュータに命令することは、かなり効率が悪ですね。

そこで、「人間の言葉に近い言語」でコンピュータに対して命令ができるように、プログラミング言語は、工夫されてきました。

現在、多く使われているプログラミング言語は高水準言語といい、より人間の言語に近く、プログラムを記述しやすいように、時代とともに改良されてきました。

【機械語(マシン語)に翻訳】

コンピュータには機械語で命令をしなければ。高水準言語で記述したプログラムを、コンピュータが理解できる機械語に翻訳する必要があります。

代表的な翻訳方法として、2種類があります。

①コンパイラ型と②インタープリタ型があります。

①コンパイラ型

ソースファイル(プログラミング言語を使って記述したファイル)を、コンパイラを使って、”一度”に機械語へ翻訳(コンパイル)する方法です。

翻訳したファイルを実行可能ファイルと言い、このファイルでプログラムを実行します。実行可能ファイルには、CPUが直接理解可能な命令が入っているため、高速に動作します。ただし、別のOSやCPUでは動作しません。

②インタープリタ型

ソースファイルを、インタープリタと呼ばれるツールを使って、一行ずつ機械語に翻訳して実行する方法です。

同時通訳のように、翻訳しては実行という動作を繰り返すため、実効速度が遅いことが難点。
プログラム実行には、ソースファイルとインタープリタが必要。

【アプリケーションの起動】

プログラムの塊(プログラム群)のことをアプリケーションと呼びます。
アプリケーションをマシンのHDDやSSDにインストールし、メモリへロード、プログラム内の実行命令(機械語)を1つずつCPUで実行することによって、アプリケーションを動かします。

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