個人的備忘録
【目的】
WSLにPythonをバージョンを指定してインストールし、開発環境としたい。
Pythonのバージョン管理はpyenvで行いたい
【環境】
Windows11
WSL2
Ubuntu 24.04 LTS
目次
1. WSLの構築
2. Pythonのインストール
3. 初期設定
1. WSLの構築
以下の記事に詳細を記載。
2. Pythonのインストール
WSLにはデフォルトでPythonがインストールされているが、特定のバージョンのPythonを使用したいため、以下の手順で処理を行う
- pyenvをインストール
- 環境設定
- pythonのインストール
- デフォルト設定
pyenvをインストールための必要な依存関係をインストールした後、
pyenvをインストールする。
terminal
$ sudo apt update
$ sudo apt install -y build-essential libssl-dev zlib1g-dev \
libbz2-dev libreadline-dev libsqlite3-dev wget curl llvm \
libncurses5-dev libncursesw5-dev xz-utils tk-dev libffi-dev \
liblzma-dev python3-openssl git
$ curl https://pyenv.run | bash
~/.bashrc
に以下を追加し、環境設定を行う
~/.bashrc
export PATH="$HOME/.pyenv/bin:$PATH"
eval "$(pyenv init --path)"
eval "$(pyenv init -)"
eval "$(pyenv virtualenv-init -)"
以下のコマンドで設定を反映する
terminal
$ source ~/.bashrc
以下のコマンドでインストールできるPythonのバージョンが一覧表示される
terminal
$ pyenv install --list
上記で表示されたバージョンをインストールする。
以下は例
terminal
$ pyenv install 3.12.4
デフォルトのバージョン/プロジェクトごとのバージョン設定をする。
上がデフォルト設定、下がプロジェクト設定
terminal
$ pyenv global 3.12.4
$ pyenv local 3.12.4
以上。