最近データセンターに入り浸っています。
ラック搭載計画図
事前にラックに搭載する図を作っておくこと。テキストベースでも何でも良い。
ただ実際に搭載を始めると位置を変えたくなるのはある。
例えば1Uサーバが思ったより奥行きがあってケーブリングに支障をきたしそうな時とか。
LANケーブル
- LANケーブルにプラスチックっぽいケーブルタグをつけると、ケーブルガイドに入れづらくなるので注意。
- LANケーブル両端にテプラを貼ると良い。
- 6mmのテプラが調度良い。
- ケーブルには
01
,02
,,,の連番が良い。ホスト名や搭載位置などでは後で変わったりしてメンテが面倒のため。 - また、これだとLANケーブルに調度良く一周出来る。
- ケーブルの色を2種類は用意しておくこと。
電力
- 最近のCPUは電力低いので電力不足になりにくい。
- 1Ux2台搭載して1U空ける、の繰り返しでようやくラックの推奨上限に達する程度。
ケーブリング
- ケーブルガイドやケーブルフック、ケーブルバンドを多用することでケーブルが絡まりづらくなる。
- ケーブルにはあらかじめ両端にテプラを貼っておくこと。後から貼ろうとすると面倒になる。
- ラック左右のスペースはケーブルだらけになるため、極力床下に垂らすとよい。
データセンタースタッフ
- 電源のリモートOFF/ONを依頼すると、確認手続きなどで30分は取られる。
- 有事の際のシミュレーションしておくこと。
- ラック図がないとリモートOFF/ON依頼にさらに時間が取られるので注意。
- 入館手続きが終われば割りと融通が効く。
- 抜けなくなったLANケーブルを抜いてもらってみる。
- 抜けなくなったサーバーレールを抜いてもらってみる。
- テプラの作成依頼
- もしかすると一人では降ろすのが難しいサーバを手伝ってくれるかも!?(これは試したことがない
- マウスとかドライバー、ケーブルタイ(ネジネジ)を貸してくれる。
- 予備機を隣に置いておいて、予備機にケーブル付け替えの依頼は有料。(保守契約となる)
ホストOS
- データセンター内での作業時間を短縮するため、proxmoxやVMWare ESXiのように、インストールすればホストOSの設定を変更せずにすむものを使う。
- CentOSをインストールする場合kickstartの利用や編集、IPアドレスの設定など手間がかかる。
RAID障害のテスト
- RAID構成のHDDを片方だけで起動させたりテストすること。
- HDD差し込み口が左、右とある場合、右からだと起動できないサーバもある。
- その場合、右のHDDを左に刺して起動させる。