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proxmoxでクラスタリング

Last updated at Posted at 2013-11-14

参考

ノードの説明

  • Proxmox-5 : 通常master機 (192.168.100.5)
  • Proxmox-6 : 通常backup機 (192.168.100.6)
  • ProxmoxCluster : Proxmox-5, Proxmox-6のクラスター名

クラスタ構築

Proxmox-5で実施

クラスタ作成
Proxmox-5# pvecm create ProxmoxCluster
nodes
Proxmox-5# pvecm nodes
status
Proxmox-5# pvecm status

Proxmox-6にてクラスタに参加

  • sshの鍵のコピーと、クラスタに参加が始まる。
Proxmox-6# pvecm add 192.168.100.5
nodes
Proxmox-6# pvecm nodes
Node  Sts   Inc   Joined               Name
   1   M      4   2014-11-04 05:58:20  Proxmox-5
   2   M      8   2014-11-04 06:02:15  Proxmox-6
status
Proxmox-6# pvecm status

クラスタから削除

Proxmox-6が障害でダウン、クラスタから切り離したいという場合。

参考:

Proxmox-5にて作業
# pvecm nodes
Node  Sts   Inc   Joined               Name
   1   M     68   2014-11-19 12:30:07  Proxmox-5
   2   X      0                        Proxmox-6
# pvecm delnode Proxmox-6
cluster not ready - no quorum?
# pvecm expected 1
# pvecm delnode Proxmox-6
# pvecm nodes
Node  Sts   Inc   Joined               Name
   1   M     68   2014-11-19 12:30:07  Proxmox-5

削除成功!
クラスタ定義は /etc/pve/cluster.confに記述されている。

クラスタ再構築

以下は行ってはいけない。

  • Proxmox-6にて作業
# pvecm add 192.168.100.5
authentication key already exists
# pvecm add 192.168.100.5 -force

注意点

クラスタ参加している状態でホスト名を変更してしまうと、
/etc/pve/cluster.conf内にホスト名が一致せずcmonが起動できない。

スレーブ設定についてあれこれ

仮想OSがいない場合

クラスターに参加するマシン上に仮想OSがいないことを確認。(マスター側には仮想OSいて問題なし。)
-forceオプションで強制参加もできるが、スレーブの仮想OSの設定(/etc/vz/conf/)が消えてしまうことに注意。

仮想OSがいる場合

  • /etc/vz/conf/*.conf を事前にバックアップ、スレーブに参加したあとに復元すればよい。
  • 仮想OSは止めなくて大丈夫です。

仮想OSがいるがconfをバックアップし忘れた時

  • 仮想OSを作って conf をコピーし、以下情報を適宜書き換えればOKです。
HOSTNAME="test1.local"
IP_ADDRESS="192.168.11.244"
VE_PRIVATE="/var/lib/vz/private/301"

クラスター時のストレージパス

クラスター組むときは、ストレージのディレクトリを全台共通にしておくこと!!

異なる場合、データ消されます。

失敗例

  • マスター側に パス名: hdd 、パス: /data/、クライアント側にパス名: hdd、パス: /hdd がある場合、
    パスがマスター側に上書きされます。
  • この状態で /data/ に入っている仮想OSをスレーブにMigrationすると スレーブの /data宛に転送を試みる。
    しかし /dataは存在しないのでデータ転送失敗。しかしMigrationは終わりスレーブ側に仮想OSがいる。
    この段階でマスター側から仮想OSとデータが消えていないので、スレーブにうつったconfをマスターに戻せばOK。
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