GoogleTagManagerわかりにくい
使ってみようと思ったが、コンテナ・タグ・トリガ・変数って何!?ってなった。
ので自分なりに把握した概要を備忘も兼ねて残しておきます。
※ページビューとイベントのトラッキングしか試してないです。
概念把握してから下記読めば理解しやすい。
https://support.google.com/tagmanager#topic=3441530
そもそも何したいんだっけ?
そもそも分析したいんだよね、ってとこから考えるのがわかりやすかった。
分析したいってのはこういう事。
1.何をしたときに
2.何をカウントしたいか
3.(何の軸で)
これらの情報をGoogleTagManagerの概念にあてはめると
1.何をしたときに
・トラッキングタイプ
・(トラッキングタイプに「イベント」を指定している場合)トリガー
が相当する概念です。
2.何をカウントしたいか
タグ作成画面の
・イベントトラッキングパラメータ
・その他の設定>設定するフィールド
が相当する概念です。
3.(何の軸で)
タグ作成画面の
・その他の設定>カスタムディメンジョン
が相当する概念です。
トリガーの発火タイミング
カスタムイベントについて
イベント名に「test-event」と指定した場合、
自サイトのjavascriptで
dataLayer.push({ ‘event’: ‘test-event’ });
って書けば動く。
変数がある意味
「2.何をカウントしたいか」で例えばエナジードリンクの購入ボタンが「朝・昼・夜」のいつに押されているかをカウントしたいとすると、
エナジードリンク購入ボタン押したときに動くタグに対して、
「タイミング」というフィールドを追加して、
その値に
毎朝に「朝」
毎昼に「昼」
毎夜に「夜」
と設定を書き換えてあげれば統計が取れます。
で、これは馬鹿らしいので、値に変数が指定できるようになってます。
変数の値を変えるだけで、設定を変更しないで利用ができます。
変数はカスタムディメンジョンやフィールドなんかに渡しせます。
変数って何の値が取れるの?
有効な組み込み変数
GoogleTagManagerではデフォルトの変数として「有効な組み込み変数」を持っていて、pageの名前とかクリックされたボタンのクラスだとかが変数になってます。
ユーザー定義変数
「これだと足りないよ」「サイト内の独自の情報を集計したいんだよ」って人のためにGoogleTagManagerでは「ユーザー定義変数」が指定できます。
例えばDOM要素のあるattribute(例えばdata-test)の値をとりたい場合は
種類:「DOM要素」
選択方法:「CSSセレクタ」
要素セレクタ:data-test
と指定した変数を作れます。
例えば自サイトのある情報の値(例えばtest-value)をとりたい場合は、
種類:「データレイヤーの変数」
データレイヤーの変数名:「test-value」
と指定した変数を作成します。
そして自サイトのjavascriptで
dataLayer.push({"test-value":"ほげほげ"});
と書けば送れます。
その他
どんなフィールドがあるの?
http://www.kagua.biz/help/reference/overridethefield.html
UserIdを有効化したGoogleAnalyticsのビューでTagManagerのイベントが表示されない件
http://qiita.com/ssaita/items/ccdda4035fa9c9d595c0
上記のようにタグの「&uid」フィールドにuserIdを渡してあげないと表示されない。
下記はGoogleAnalyticsでの「User-ID ビューの作成」の部分からの抜粋。
User-ID ビューはフィルタリングされています。このビューのレポートには、User-ID で検出されたセッションからのデータが表示されます。User-ID が検出されていないセッションからのデータを見るには別のビューを使用します。