はじめに
5年前に取得したLPIC 304の有効期限が近くなったため更新しました。途中でLinuC 304へ移行していますので、今回はLinuCで進めました。
「LinuC304とは」については、こちらを参照ください。
結果
- 結果:合格 ※得点:626点(合格基準:520点、満点は不明)
- セクション別正解率:
- 仮想化 80%、 高可用クラスタ管理 72%、 高可用クラスタストレージ 83%
教材
ネットでの事前調査では、LPIC304とLinuC304の問題は若干異なり、LinuC304の方が難しいようです。教材は、"黒本"と"Ping-t"が鉄板のようでした。
- 通称:黒本 徹底攻略 LPIC Level3 304 教科書+問題集[Version 2.0]対応
- 5年前のLPIC 304対策向けに購入した書籍ですが、今もこの本が通用するようです。
- LPIC304取得後は、一切、本書籍を見ていませんでしたので、改めて一から読み込みました。章末の演習問題&巻末の総仕上げ問題 を100%になるまで覚えました。
- 1日一章のペースで、復習含めて1週間費やしました。
-
公式:例題と解説
- 一部で参考になったという情報がありましたので、念のため2020年以降の問題を100%になるまで覚えました。
- 受験前日に1-2時間、受験当日に少し見返しました。
※Ping-tについては、費用を抑えたかったので今回は利用していません。
※[公式:例題と解説]は、今回の試験では特に参考になることはありませんでした。
受験までの流れ
- 受験チケットの購入
- 公式から購入すると定価(税込16,500円)ですが、Ping-tで割引価格(税込15,400円)で購入することができました。
- 受験場所
- 試験センターで受験しました。(自宅でも受験できます)
- 受験当日
- 開始15分前に現場へ到着し、書類へ記載&身分証明書の提示を行い、早々に始めました。
感想など
- 5年前受験したLPIC304より難しかったです。LPIC304では、黒本そのままの問題が数多く出題し10-15分程度で試験を終えた記憶がありましたが、Linuc304では黒本そのままの問題は1-2割程度でした。黒本の内容をベースにイメージを膨らませてなんとか進めることができましたが、60門中20問が自信が無かったため、不合格がちらつきました。30-45分は要しました。
- ネットでの事前調査では、LPIC304は今も相変わらず黒本で高得点が取れるようなので、そこから推測するとLinuC304は、問題を改良しているようです。実際に、LinuC304の問題では、黒本には載っていない設定値/技術用語が登場していました。黒本が発刊された後にリリースされた機能を踏まえた内容だったのではと思います。結局は、高得点を狙わないのであれば、黒本一択で良いと思います。
- ちなみに、クラウドやコンテナが一般的な世の中で、LinuC304の内容は仮想化(オンプレ)メインとなっており、ちょっと古いのでは?と思いましたが、改定はしないのでしょうかね。