はじめに
短期間にアプリを複数作成して、都度実機にインストールしようとしたら出くわした現象を簡単にまとめます。
原因は発覚済みです。
#現象
ビルド実行およびシミュレーターでの実行も問題なく出来ていたにもかかわらず、
下記のポップアップが表示され、実機にインストール出来ませんでした。
Unable to install "アプリ名"
(画像アップロードに失敗したので、後日ということで)
#環境
試行して再現した際の環境です。
- 開発端末
- MacBook Pro (Retina, Mid 2012)
- macOS Catalina 10.15.4
- Xcode version 11.4.1
- 実機
- iPhone SE (第2世代)
- iOS 13.4.1
#再現条件
- 同一アカウントによる作成したアプリが、実機に(既に)3つあること。
- Apple Developer Programに未登録であること(有料ライセンスなし)
#原因
Apple Developer Programに未登録であり、インストールできるアプリ上限数に達したため、
実機インストールができなかった。
Apple Developer Programでは、いつぞやから有料ライセンスがなくても
実機にインストールできるようになりました。
しかしライセンスを持っていないアカウントでは、
インストール出来るアプリケーションの数があります。
ポップアップで表示される"Details"をクリックすると、下記が表示されます。
(画像アップロードに失敗したので、後日ということで)
The maximum number of apps for free development profiles has been reached.
#解消策
本現象を解消するためには、(パッと思い付く限り)少なくとも4つあります。
####解消策1
潔く、Apple Developer Programに登録する(有料ライセンスを取得)。
企業や個人開発者で、アプリを公開する予定があるアカウントは、登録しておくことが良いですね。
####解消策2
実機に既にインストールしている3つのアプリのうち、少なくとも1つを削除する。
上限に達してしまったのなら空きを確保する。
そうすれば、インストールすることができます。
####解消策3
(上限に達していない)他の実機にインストールする。
開発用に幾つかの端末がある環境では有効です。
(開発用なのにライセンスないのは非効率とは感じますが)
####解消策4
Apple Developer Program以外の配布サービスの活用
実機インストールの解消効率を考えれば、こちらも非効率ですが1つの策として。
#余談
私は趣味で行なっているため、解消策2にしました。
不便ではありますが。。。
また、参考サイトに以下の記載があります。
1週間で実機にインストール出来る数に上限がある
1週間待つことはできなかったので、こちらについては確認していません。
(ってか、参考サイトはまずqiitaから探してこいよ...!)
#参考サイト
swift 実機テストでインストールができない(teratail)
身内だけで使うiphoneアプリの公開方法(teratail)