#目次
1.制作にあたって
2.どこの国の方に向けて
3.課題から解決方法について
4.Prottの制作物
5.感想・まとめ
6.その他
#1.制作にあたって
今の日本では、数多くの外国人が働いています。しかし、外国人と日本人では、話す言語が違うため、一緒に仕事をするうえでうまくコミュニケーションが取れず、不便に思うときがあると思います。そんな不便さを少しでも減らすために、外国人労働者が分からない言葉をすぐに調べられるスマートフォンアプリを考えました。
#2.どこの国の方に向けて
主に、日本の外国人労働者に多い中国、ベトナム、フィリピンの三か国の人が対象となっています。特に、ベトナムからの外国人労働者は年々増えているため、翻訳アプリの需要が高くなると思います。
カスタマージャーニーとは、ユーザーの行動と、それに紐づく感情・思考・不満(課題)の動きを時系列にまとめたものです。
下の画像は、今回作るアプリの利用者のペルソナを作ってまとめたものです。
#3.課題から解決方法について
課題について
課題は「外国人労働者への指示・コミュニケーションがうまくできない」という問題です。
詳しくいうと、外国人労働者にとって日本の職場で使われている専門用語・ビジネス用語がわからない、などが挙げられます。そして、専門用語・ビジネス用語は普通の翻訳アプリで調べてもなかなか正しい翻訳が出てきません。それらの用語が分からないことにより、自分の思っていることをうまく伝えられず、自分の実力を仕事に活かしきれない. . . ということがあっては、とてももったいないことだと思います。
解決方法について
このような問題に気づき、私なりに解決策を考えてみました。
それは、外国人が日本語を調べるときに使う翻訳アプリで利用者が調べた用語を履歴として管理し、精度の高い翻訳にしていく、というものです。
履歴として管理することで、利用者がどのような状況にいるのか、推測がしやすくなり、より正確な翻訳ができると思います。また、利用者に自分に近い状況の一覧から選んでもらい、利用者の状況になるべく近い翻訳を表示させることができると考えました。
これらの解決策を実現させるために私が考えたアプリの名前は、Enjoy(楽しい)とJob(仕事)を足して『EnJob!』です。なお、今回は世界共通語である英語でアプリの画面を作ってあります。
#4.Prottの制作物
上記のアプリを実現させるため、「Prott」というアプリを使って、試作品を作りました。
「Prott」とは、ワイヤー・UIデザインのプロトタイピングツールです。
制作過程
まず、方眼用紙にアプリのデザインを描き出しました。見やすく操作しやすい画面になるよう、気を付けてデザインしました。
次に、Prottに画面の下書きを追加していきます。
追加した下書きをもとに、デザインしたアプリの画面を作っていきます。画面によっては、下書きのデザインから少し変えたものもあります。
機械の操作が苦手な人でも使いやすくするため、メニュー画面からほとんどの操作ができるようにしたので、メニュー画面は作る項目が多くて大変でした。デザインは見やすく、配色は外国人の色の好みなどを調べて決めました。
画面の配色は、どの国でも人気上位にあった青系の色でまとめました。
画面が完成した後は、リンクを設定します。リンクを設定することで、リンク先の画面に飛び、実際にアプリを使ったときの動きを作ることができます。
このように、どんどんリンクを設定していきました。少しずつ、自分の考えた動きができるようになっていってうれしかったです。
リンクを設定し終わったらアプリの試作品の完成です!
最初に考えていたものよりも見やすく作ることができてよかったです。
このアプリの試作品は下記のProttのリンクからページに飛ぶことができます。
主な機能について
基本的な機能として、検索された言葉をそれぞれの国の言葉に翻訳します。履歴を管理しているので、調べれば調べるほど正確な翻訳ができるようになります。音声で調べた用語を読み上げる機能では、正しいイントネーションを知ることができます。
また、あいさつなどを調べた場合は、時間や相手によって言い方のニュアンスを変えると思うので、自分に近い場面を選んだり、違う言い方を表示させたりできます。
サービスについて
サービスは、日本で働いている外国人にスマートフォン、またはタブレットにインストールできるアプリを利用してもらいます。そして、スマートウォッチにもアプリをインストールできるようにすることで、より手軽に調べられるようになると思います。
アプリの利点
このアプリを利用することで、
・お互いが何のことを話しているのかがわかる
・アプリを使いながら学ぶことで、外国人が働ける業種を増やすことにつながる
・外国人労働者が職場に馴染みやすくなる
などいろいろな未来が考えられます。
私は、このアプリを使うことで、外国人と日本人の言葉の壁をなくし、日本に働きに来ている外国人との関係が少しでもよくなったらいいな、と思います。
#5.感想・まとめ
外国人労働者と日本人の間にある言葉の壁の問題は、今回私たちが考えたアプリだけですべてを解決することはできません。しかし、私たちのアイデアをもとに問題をなくす方法を見つけるなど、今後につなげることができたら、と思います。
アプリを自分で考えて作ってみて、私たちが普段利用しているアプリも今回の私たちがしたように、ターゲットをはじめ、デザイン、操作性など、様々なことを考えて作られていることがわかりました。Prottで作った試作品は、使いやすくて見やすいデザインを考えるのが難しかったのですが、楽しく作成することができてよかったです。
ターゲットを決めることから始まり、アプリに必要な機能、利用者が使いやすいデザインを考えるなど、アプリを一から作ることの大変さを学ぶことができたと思います。この経験を、最後まで何かをやり遂げたり、相手のことを考えて行動したりすることに活かしていきたいです。
Prott での制作物はこちらを[クリック][link-1]
[link-1]:https://prottapp.com/p/6f3e96
Prottでの制作物のQRコードはこちら ↓
※作品をスマホでアクセスする際にはPrott viewerをインストールしてください
#6.その他
静岡県立島田商業高校 こちらを[クリック][link-2]
[link-2]:http://www.edu.pref.shizuoka.jp/shimada-ch/home.nsf/IndexFormView?OpenView
Prottサイト こちらを[クリック][link-3]
[link-3]:https://prottapp.com/ja/