1. Ubuntuでパッケージ情報を更新する
sudo apt update
※ sudo は「管理者権限で実行する」という意味
2. Pythonをインストール(Linux内)
sudo apt install python3 python3-dev python3-venv
- プロジェクト内に仮想環境(venv)を作成
まず、プロジェクトディレクトリに移動してから作成します。
cd your-project
python3 -m venv env
python3 -m venv envは、プロジェクトごとに独立したPythonの仮想環境(venv) を作成するためのものです。
部分 | 意味 |
---|---|
python3 |
Python 3 を使ってコマンドを実行する(WSLやUbuntuでは python ではなく python3 を使うのが一般的) |
-m venv |
Pythonに組み込まれている venv モジュールを使う。venv は仮想環境を作るための標準ツールです。 |
env |
仮想環境の名前(=作成されるフォルダ名)。一般的に env や venv と名付けることが多い。 |
仮想環境を有効化します:
source env/bin/activate
4. ライブラリのインストールと確認
依存関係のインストール
pip install -r requirements.txt
※ requirements.txt に記載されたライブラリを一括でインストールします。
インストール済みライブラリの確認
pip freeze
✅ 補足:venv(仮想環境)とは?
python3 -m venv env を実行すると、プロジェクト内に env/ という仮想環境フォルダが作られます。
仮想環境を有効にすると、そのプロジェクトだけにライブラリをインストールできるようになります。
仮想環境を有効化(source env/bin/activate)する際は、プロジェクトの直下にいる必要があるので注意しましょう。