SPSS Modelerでは、RやPythonをストリーム内で動かすことができる拡張ノードがあります。
拡張ノードでRを使う時 1 、拡張ノード内に定義したRコードで発生したエラーがストリームメッセージには表示されません。これはとてもデバッグしづらく、通常はストリーム外のR Studioなどで開発して完成したコードを移植したりします。
しかし、以下の方法で拡張ノードのRコードで発生したエラーを、ログファイルに出力することができるようになります。
設定方法
Rノードの設定ファイルconfig.iniに以下の行を追加します。
TRACE=C:\test\rLogs
TRACE_LEVEL=Data_Trace
TRACEはディレクトリ名です。
config.iniは、Modeler Client, Modeler Server, Modeler Solution Publisherのインストールディレクトリ配下にあります。
例:C:\Program Files\IBM\SPSS\ModelerServer\18.1\ext\bin\pasw.rstats\config.ini
拡張ノードでRを使うときはぜひお試しを。
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SPSS Modeler Client, Modeler Server, Modeler Solution PublisherにR Essentialsをインストールすると使えるようになります。https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/ja/SS3RA7_18.2.1/modeler_r_plugin_install_project_ddita/clementine/programmability_option/r_essentials_install_overview.html ↩