2018/9/25にSpring Tools 4がリリースされました。
2018/12/31時点ではバージョン4.1.0がリリースされています。
特徴は下記の3つです。
- エンタープライズ向けのSpring Framework, Spring Boot開発に適したツールを提供
- 特定のIDEに依存しない
- 過去のSTSを踏襲せず、初めから再構築
現時点ではeclipse、Visual Studio Code、Atomの3種類のIDEで利用できるようです。
また、これまで提供されてきたSTS3は、2019年中頃まで継続して提供されるようです。
インストール手順 (eclipse)
2通りの手順があります。
- Spring Tools 4の公式サイトからダウンロード
すぐにSpring Framework, Spring Boot開発を行いたい人向け。その他のプラグインは自分でインストールする必要があります。 - ダウンロード済のeclipseにSpring Tools 4のプラグインをインストール
Pleiades等、既に利用しているeclipseにプラグインをインストールしたい人向け。
今回は、2点目のプラグインをインストールする手順を記載します。
eclipseを起動し、「ヘルプ」→「Eclipse マーケットプレース」を選択します。
表示されるダイアログに「Spring Boot」等と入力し、検索します。
表示された「Spring Tools 4 - for Spring Boot」を選択します。eclipseの3ヶ月に1回のリリースにほぼ追随していますが、GA前だと対応していないことがある為注意してください。
「インストール」ボタンを押下します。
インストールするフィーチャーに問題がなければ、そのまま「確認」ボタンを押下します。
使用条件を読み、よければ「完了」ボタンを押下します。
再起動すれば、Spring Tools 4のインストールは完了です。
参考資料
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Spring Tools 4の機能とその実装
Spring Fest 2018で発表されていた資料です。追加・廃止機能の概要など、詳しく記載されています。