はじめに
今日はDNSサーバーとその仕組みについて調べていこうと思います
DNS(Domain Name System)サーバーってなに？
DNSサーバーについては前回の記事で軽く説明しているので、今回は省略します
ざっくりいうとWeb上のコンテンツの住所を示す「IPアドレス」を、人間がわかりやすいドメイン名に変換するサーバーのことですね
前提知識
DNSキャッシュサーバー
キャッシュとは、データを一時的に保存する仕組みのことです
その上でDNSキャッシュとは、ドメイン名に対応するIPアドレス情報が一時的に保存されている状態を指しています
この作業を担当するサーバーがDNSキャッシュサーバーです
問い合わせ結果のデータが、一定時間蓄積されており、そのためクライアントから以前と同じ問い合わせがあった場合には、自身でクライアントにIPアドレスを回答することができます
重要な役割としては以下の2つです。
- DNSサーバーの仕組み全体のスピードアップ化
- DNSルートサーバーの負担軽減
DNSルートサーバー
DNSキャッシュサーバーが最初に問い合わせをするサーバーのこと
世界中に13機しか存在せず、膨大な問い合わせを処理しているが、DNSキャッシュサーバーが間に立って、DNSルートサーバーの代行をしている
DNSサーバーの仕組み
では、どのようにDNSサーバーは動いているのか仕組みを調べていきましょう
| 順番 | 説明 | 実行担当 |
|---|---|---|
| 1 | WebブラウザにURLを入力する | ユーザー |
| 2 | DNSキャッシュサーバーに問い合わせる | Webブラウザ |
| 3 | DNSルートサーバーに、管理情報 (ドメイン名に対応するIPアドレスは何か) を問い合わせる | DNSキャッシュサーバー |
| 4 | DNSキャッシュサーバーに、管理情報のあるDNSサーバーを知らせる | DNSルートサーバー |
| 5 | 管理情報のあるDNSサーバーに、ドメイン名に対応するIPアドレスを問い合わせる | DNSキャッシュサーバー |
| 6 | 管理情報のある場合、DNSキャッシュサーバーに、IPアドレスを回答する | DNSサーバー |
| 7 | Webブラウザに、IPアドレスを回答する | DNSキャッシュサーバー |
参考