この記事の目的

Windows環境でWSLを複数立ち上げたり、削除したりする際のコマンドのメモです。
詳しい解説はありません。必要事項のみ記載します。

Ubuntuイメージのダウンロードサイト

以下からWSL向けのtar.gzファイルを取得する。

Ubuntu WSL Images
https://cloud-images.ubuntu.com/wsl/

実行コマンド集

現存のWSL環境を確認

wsl -l -v

WSLイメージファイルを取得

※PowerShellで実行

curl <ネット上のファイル名> -outfile <ローカルの保存先ファイル名>

実行例

curl "https://cloud-images.ubuntu.com/releases/focal/release-20221018/ubuntu-20.04-server-cloudimg-amd64-wsl.rootfs.tar.gz" -OutFile "c:\ubuntu-20.04-server-cloudimg-amd64-wsl.rootfs.tar.gz"

インポート

コマンド例
wsl --import <環境名> <展開先フォルダ名> <イメージファイル名>
　・環境名 = "wsl -l -v"コマンドでWSLの一覧に表示される名前
　・展開先フォルダ名 = この中にext4.vhdxファイルが作成される

wsl --import ubuntu_new "c:\ubuntu_new" "c:\ubuntu-20.04-server-cloudimg-amd64-wsl.rootfs.tar.gz"

作成後の確認

wsl -l -v

実行

wsl -d <環境名>

削除

wsl --unregister <環境名>

Ubuntu内にユーザを追加

以下はUbuntu内、rootユーザで作業

useradd -m -G sudo -s /bin/bash (username)
sudo passwd (username)
echo -e "[user]\ndefault=(username)"
cat /etc/wsl.conf
exit

確認

停止

wsl -t <環境名>

開始

wsl -d <環境名>

以上

参考サイト
WSLにまっさらな新規のUbuntu環境をつくる
https://goodbyegangster.hatenablog.com/entry/2022/10/25/015309