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よいAWSエンジニアが行なっている仕事を進めるためのテクニック

Last updated at Posted at 2015-07-20

はじめに

AWS関連の仕事について2年になります(エンジニアとしてはもうすぐ1年です)。この業界急成長中だけあってよいエンジニアがたくさんはいってきます。いろいろなタイプのエンジニアがいるのですが、共通点みたいなものもあるように見えました。
というわけで、気づいた範囲でまとめてみました。ちなみに戒めとして書いているので自分には出来ていないことが多いです。自分の無能さにだんだん書いていて悲しくなってきました。
また、主観で抜け漏れもあるとおもいます。コメントもらえれば、他の方の参考にもなるとおもいますので是非おねがいします。

よいAWSエンジニアが行なっている仕事を進めるためのテクニック

ゴールを明確にする

何のためのそれを行なうのか? というのを常に意識しています。ゴールに向わないと思う作業であれば、調整して修正します。何のために行なうのか? というのは常に頭の中にあるようです。

自分は目の前の問題に注目して、目的を忘れることが多いので最初にこれをもってきました。

これAWSと関係ないという人もいるかもしれませんが、AWSでのシステム開発はとにかく期間が短いので余計なことしている時間が少ないです。昔ならハードウェアの調達待ちとかで数ヶ月というスケジュールだったものが「3日で」というような話もあります。ということで、何をゴールにするかというのを意識するのは超重要です。ほんとうに3日の納期なのか? だとすれば何を優先するか? とかですね。

話を良く聞く

相手の言っていることを良く聞いています。AWSの提供するサービスは範囲が非常に広く、それに伴ない話をする人のレベルも要求もばらばらです。そこを解きほぐしてゴールを目指す必要があるので、優秀な人は相手の意図を的確によみとります。心まで読まれているようで恐ろしいなと思うこともあるわけですが。。。

また、話をしっかり聞いてくれる人は信頼感もあがりますよね。短かい期間で信頼度をあげるのも重要なテクニックです。

話している人がわかってない部分についてもおしえてくれたりもします。言い方きつい時がありますが。。。

短かいレイテンシ

なんらかの質問やリクエストに、すぐに応答がかえってきます。すぐに終わらない仕事の場合は仕事の方向にブレがないことを確認するため、短かい期間でチェックを入れる等を好みます。多少のオーバーヘッドがあったとしても、最終的には目的に最短で辿りつく方法です。
一緒に仕事しているといつもボールはこちら側という事態になって困ることもあります。

3手先を考える

自分がこういう事をいったとして、相手がこう言うだろう、それに対して自分はこう答える、ということが徹底しています。
データを元に話すのを好む人であればデータを。結論から先に入るのが好きな人であれば、結論を先に。人によって話し方もかわってます。

なぜなぜ5回

なぜ、それを行なう必要があるのか? 深く考えています。そういう積み重ねをしていって美しいアーキテクチャを持つシステムをつくっているようです。おなじAWSのシステムでも深く考える人がつくるとトラブルが少ないと感じます。

すぐ試す

上と矛盾しているかもしれませんが、AWS上で試せることはすぐ試します。考えより実証のほうが信頼できます。

段取り力

ゴールがはっきりしたら、そこへ向かうのに必要な段取りを組みます。一人で出来ないことであれば、周りにゴールとその理由を共有して、その段取りも共有します。不明なところがあれば、その意図も説明します。状況がかわったら、その部分の影響を判断し組み換えます。

これはトラブルプロジェクトで上司にいわれた言葉です

「うまくいった話はいいから、問題だけ教えてくれ」

言われると辛いのですが、段取りに影響のある部分を常に意識しているからの台詞だとおもいます。

コード力

優秀なエンジニアでコード書けないというのはありえないと感じます。本職のプログラマではないので美しいコードを書くというわけではないのですが、論理は明確なコードです。最近のリリースサービスはソフトウェア側にどんどん寄っているので、コード力は今後さらに重要になるとおもいます。

javascript勉強しなくちゃ。

英語力

AWSは日本語情報が豊富だとおもいますが、新しい機能は英語のみのことがほとんどです。というわけで、英語能力(ドキュメント理解力)高い人がおおいです。話せる人も多いですが、優秀な人の条件に必須というほどではない気もしています。USの人とはなしたいときというのはAWS関連のサービスなのですが、ADSJの人がうまく通訳してくれるのでというのが理由です。ADSJの人最高です。

技術は深く広く

なんでそんなにいろいろ知ってんだ? というくらい幅広い人がおおいです。さらに得意分野の深さも半端ないです。でも全てに深いというわけではないです。幾つかの得意分野は超絶深く、それ以外は話ができる程度にという感じです。

また、学習能力が高い人がおおいです。そのサービスについて知らなかったはずなのにわずか数週間でおそろしく詳しくなります。うらやましいです。

話/ブログがおもしろい

なんでなんですかね? みなさん話がおもしろいです。うらやましい。ブログ書いている人はブログおもしろいですね。
最近の弊社メンバーのおすすめはロードバランスすだちくんです。ちなみに「すだち」は猫の名前だそうです。

おわりに

この2年ほどにあった20人くらいの優秀な人を思いうかべて書いてみました。仕事のテクニックとかいていましたが、だんだん脱線してしまった気がします。思いうかべた人に共通しているのは、

  • (口では嫌といってても)仕事が好き
  • 死にそうなほど働いている(もしくはときがある)。
  • 楽しそうにしている

です。まとめると『Work Hard, Have Fun, Make History』 を体現しているのがよいAWSエンジニアってことで。

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