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iOS初心者がCarthage導入する💪

Last updated at Posted at 2019-08-06

header.png

Carthageとは🏜

  • Swiftで作られたライブラリ管理ツールです。
  • https://github.com/Carthage/Carthage
  • 読み方はカーセッジやカルタゴといくつか派閥がありますが、自分はカーセッジ派(パッケージとカーセッジの発音が似ている)に加わりました。
  • ナウい💪

Carthageの良いところ🤗

  • コンパイル時間が短くなる(TDDがしやすくなるよ!やったね!)
    ライブラリ導入時にのみビルドするため!
  • CocoaPodsと違いシンプルな構成

Carthageの悪いところ😭

  • 学習コストが高い
  • 使用したいライブラリがCarthage対応していなければならない
  • やることがCocoaPodやSwiftPackageManagerより多い

動作環境

  • macOS Mojave 10.14.6
  • Xcode 10.3
  • Homebrew 2.1.9
  • Carthage 0.33.0

前準備編 Homebrew インストール編

スクリーンショット 2019-08-06 9.58.11.png
  • Homebrew公式ページのコマンドをコピー(コピーする範囲を選択して ⌘ + c )
    https://brew.sh/

    /usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
    
  • "⌘ + space" を押して、Spotlight検索で terminal と入力して、エンターキーでアプリを起動します。

スクリーンショット 2019-08-06 10.02.40.png
  • 起動したterminalに、先ほどコピーしたコマンドを貼り付けます。(⌘ + v)

  • 無事貼り付けることができましたら、エンターキーを押して実行します。

  • 終了するまで、コーヒー豆でも挽きながら待ちましょう。

Carthage インストール編

  • terminal で以下を入力します。
brew install carthage

おわりっ!!!

ライブラリをインストール編

本題です。自分がまだ、曖昧なところです。

大まかな流れは

  1. Cartfile(プロジェクトで利用するライブラリを定義するファイル)を作る
  2. Cartfileを編集する
  3. ライブラリをビルド
  4. Xcodeのプロジェクトにビルドしたライブラリを入れる
  5. Run Scriptを書く!

1. Cartfileを作る

touch Cartfile

2. Cartfileを編集する

vim Cartfile

Carthage対応している使用したいライブラリを記述します。

今回は、例としてAlamofireを導入していきたいと思います。
https://github.com/Alamofire/Alamofire

github "Alamofire/Alamofire"

※ Vim の基本操作
iキーで入力モードにして、ライブラリの情報を記述
記述ができたらescを押して入力モードを解除、その状態で:wqを入力しエンターで保存して終了となります。

3. ライブラリをビルド

carthage update --platform iOS

※ "--platform iOS"をつけないとwatchOSやOSXの分までビルドしてしまいます。
コーヒーでも淹れながら待ちましょう。

4. Xcodeのプロジェクトにビルドしたライブラリを入れる

プロジェクトファイルの"Gereral"タブ
スクリーンショット 2019-08-06 20.59.01.png
AddOther
スクリーンショット 2019-08-06 21.23.50.png
以下のディレクトリに作成したframeworkが入っています。

/Carthage/Build/iOS/Alamofire.framework
スクリーンショット 2019-08-06 21.25.07.png

プロジェクトファイル > General > Linked Frameworks and Libraries

5. Run Scriptを書く!

プロジェクトファイル > Build Phases
の左上の+ボタンからNew Run Script Phaseを選択し、新しいRun Scriptを追加します。
スクリーンショット 2019-08-06 21.29.12.png

「Shell」の下に以下のコマンドを記述します。

/usr/local/bin/carthage copy-frameworks
スクリーンショット 2019-08-06 21.31.41.png

次に「input Files」にて+ボタンを押し、以下のようにframeworkの情報を記述します。

$(SRCROOT)/Carthage/Build/iOS/Alamofire.framework
スクリーンショット 2019-08-06 21.32.52.png

これで準備はOK!
あとは、必要な箇所でimportしまくって、使い倒しましょう!

参考文献

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