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Workato:レシピで擬似的にWhile文を使う方法

Last updated at Posted at 2023-12-12

はじめに

Workatoを使ってレシピを作っている際に、「While文を使えたらな、」と思ったことのある人は多いのではないでしょうか。

しかし、残念ながらWorkatoのアクションでは、while文は存在しません。
スクリーンショット 2023-12-06 19.43.34.png

よって、ここでは擬似的にWhileの動作を行う方法をお教えします!

やり方

結論から申し上げると、その方法は

Lists by Workato の helper listRepeat actionを組み合わせる方法です

Repeat action はプログラミング的な視点でfor文に当たります。よって、空の補助的なリストをhelper listで作成し、そのリストに対して、Repeat action を行うことで、無理やりWhile文の動きをさせようというわけです。

レシピの作り方

ここでは、自分で決めた任意の数(以下の参考では10回)分、同じアクションを繰り返し行うというレシピを紹介いたします。

→つまり、10ループするwhile文です

繰り返す内容は、repeat action内に入れ込むだけなので、なんでも良いのですが、今回はspread sheetsに現在のループ回数を書き込むことにしました。

1. helper list の作成

まずは「Scheduler by Workato」から「Create repeat helper list」を選択します。

スクリーンショット 2023-12-06 20.07.17.png

2.繰り返し回数を決める

Sizeに繰り返しを行いたい回数を入力します。

スクリーンショット 2023-12-06 19.30.15.png

3.「Repeat action」を選択

Repeat actionを選択し、Input listに先ほど作成したHelper listを選びます。
Repeat actionは「One time at a time」を選んでおきます。

スクリーンショット 2023-12-06 20.14.58.png

4.繰り返し行う動作を入れる

このRepeat actionの中に、繰り返し行ってほしいアクションを入れましょう。
今回は、簡単のため、スプシに出力するだけのレシピにしました。

スクリーンショット 2023-12-06 20.21.30.png

結果

スプシの出力から、While文のように10回繰り返し動作したことがわかります。

スクリーンショット 2023-12-06 20.21.52.png

最後に

このようにすることで、擬似的にですがWhile文の動きを実現できました!
皆さんの参考になりましたら幸いです。

(一応、以下にレシピ全体も貼っておきますね)
スクリーンショット 2023-12-06 19.29.58.png

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