Git for Windows v2.5.0が正式リリースされました。
以前からGitを使っている方の中には、Gitに付随しているMinGWツール類をGit bash以外から使う方もいるんじゃないかと思います。
簡単な所だとvagrantのためにsshとかですね。
で、2.5から所在が変ったので、以下のようにするとよさそうです。
旧パス
C:\Program Files\Git\cmd # git本体
C:\Program Files\Git\bin # MinGW系ツール
新パス
C:\Program Files\Git\cmd # git本体
C:\Program Files\Git\usr\bin # MinGW系ツール
なおC:\Program Files\Git\mingw64\bin
などありますが、こちらにはgrepなどMSYS系が入ってないっぽいです。
なお、chocolateyでgitを導入する場合なら、/GitAndUnixToolsOnPath
でgitとMinGW両方がパス登録される、はずなんですが、自分ではやったことないんで、参考まで。
追記 2015/09/20
2.5からインストーラの挙動もあって、アップデートするときに以前手動でいれた関連パスが消えるっぽいですね。
chocotateyのgitのインストールパラメタはchocolateyで保持しているので、こちらを推奨
また、mingw64側も追加しといたほうがよさそう、というのが、上記のインストール結果から伺えますので、手動でやる場合はそちらも入れておいてくださいませ。
追記
2.8から、オプション保持してくれなくなってる...?、mingw64も含めて、PATHに(確認込みで)手動追加したほうがよさそう